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  映像研究

2011-01-01から1年間の記事一覧

・ブルージーンズを履いている。数年来の付き合いの人に「ブルージーンズ珍しいですね」と声をかけられる程度には相当に久しぶりに、しかも相当な頻度で「予備校生のときに買ったフルカウント」のブルージーンズを履いている。気温と湿度と生地との兼ね合い…

秋らしい備忘録らしい

・朝起きて続けて2件の宅配の業者の方。「柳宗理のステンレスボウル」が届いた。そして「imac」を持っていってくれた。銀色の丸いものが家にやってきて、銀色の板状のものが家から運ばれていった。そんな火曜日。思ったよりも早く家にいなければいけない理由…

秋の一日

・業務に始まり業務に終わる一日。現行のチーム同僚5人が集合して業務を行なう今年最初で最後かもしれない一日。話したり笑ったりしているとあっという間に終わる一日。そうか12月から2月までは毎年このようにあっという間に終わる一日が続くのだなと思いだ…

壊れる記録・雲の中

・朝起きて起動。起動せず。起動しないならばこれは故障。これはimac。久しぶりにコンピュータが不調。そういえばこのコンピュータを購入して3年だと考えてみればそれは仕方のないことなのかどうなのか。以前誰かがどこかで(全く不明)「ハード・ディスクが…

移動する肉体・移動した先には空間

・朝起きて横浜方面へ。高尾から八王子。八王子から横浜。横浜から赤い電車に乗って数駅の黄金町へ。展覧会の搬入をしているAちゃんの手伝い。インスタレーションをインストールする手伝い。ひとつの区切られた空間に映像、オブジェ、動くオブジェを、置いた…

ある散文

・菊地成孔という人の『粋な夜電波』という番組のポッドキャストを聴いていて、その番組は10月でひとまずの最終回であるということで(10月からは別の時間でまた続くらしいということで)番組の最後に、菊地成孔という人が、アントニオ・カルロス・ジョビン…

毎日毎日風景が変わる・更新について

・フェイスブックしている。自分のフェイスにカーソルを合わせると「なにがし」と表示されることにも少し慣れてしまった。慣れてしまって良いのかどうかは不明だけれども、そういうものだと思ってしまった。それが嫌になったならばやめれば良いのだと思う。…

散髪・雨・湿度・時刻・時間・雨・想像

・主に散髪をする水曜日。高円寺のいつも行っている美容院へ。「寒くなってきましたね」という挨拶。さっぱりした。基本的に散髪が好きだ。さっぱりするから。その後中央線沿いの古書店を微妙に攻めつつ、しかし、そういえば、久しぶりに本棚的なスペースか…

ソールを見る・見ることから考える・物のディテール・虫に人気

・いま一番したい贅沢はレッド・ウィングのアイリッシュ・セッターのソールを交換してもらうために修理に出す、ということで、それはどうやら一万と数千円くらいで可能らしいのだけれども、なかなかタイミング的なものが掴めずに、ソールを眺めては、履いた…

秋の次には冬・枕元には偶然の本

・引っ越していった友だちが返せなかった図書館の本を預かったのだから、せっかくだからと寝る前にぱらぱらしたりしている。パンを作る本、イタリア料理の本、モロッコ料理の本、パリとモロッコのインテリアの本、などなど。自分では借りなっただろう本を読…

太平洋の距離の想像

・アメリカという国のウォール街という場所でデモが起こっているらしいというニュースを目にする今日は日曜日。「5000人」が、とか「700人」が、とか数字で記されていることだけしか情報がないのだけれども、その「デモ」と呼ばれる抗議行動は一体どのような…

10月が始まる土曜日の備忘録

・驚くべきことに10月だ。時はいつも驚きを与える。はっとして手帳とか見る。そうして自分はようやく「月末のフェスティヴァル」の準備の準備のような段階を迎えつつあるけれども、指折り待つだけでは駄目なのだし、指をくわえているだけでは一層駄目なのだ…

9月が終わる金曜日の備忘録

・2011年の9月が終わる。あっという間に過ぎる。台風とかも通り過ぎる。夏休みの終わりのような日々に本を読むことよりもむしろ今は人と話をすることから色々なことを考えている。業務の前に東中野のPAO Galleryという場所でやっていた『星めぐりの歌』とい…

木に触れる木曜日の備忘録

・目が覚めたならば八ヶ岳。9月29日の最前線。一瞬「ここはどこだっけ」と思って起き上がったならば山の裾野の家に差し込む朝の光。秋晴れらしい秋晴れ。天高く雲は無し。木の間に見えるのは鳳凰三山。そのような朝の光の中でまったく現実感のない現実の朝食…

季節の終わりと始まりの感じの水曜日の備忘録

・お引っ越し、の手伝いは2011年の秋。センチメンタルな東京の秋。センチメンタルな気持ちになる余裕もなく高尾T邸の引っ越しの日。AちゃんやY一家も手伝いに来て賑やかに片づけ。幼児や乳児にちょっかいを出されつつ(カマキリを捕まえさせられたりしながら…

秋のはじまりの感じの火曜日の備忘録

・涼しいと寒いの間。寒いと言ったら冬。今この空間でアラジンストーブが稼働したならば部屋の匂い部屋の感じはどうなるか想像せよ。想像する。想像したならば湯豆腐を食べたくなった。土鍋をしばらく見ていない。そういえば関係ないけど結婚式の引き出物(…

SU・SO・NO

・すその、と声に出してみたならば、それは裾野。山と平地の間。山が山らしくなる前の場所。高尾に住み始めた頃はよく「裾野」と思っていた。裾野に住む感覚というものが多分ある。山はすぐそばにあってだけれども普段はあまり意識しない。特に夏ともなろう…

それから

・秋らしい朝。久しぶりに日曜日の朝からの業務。「ベルクでモーニングプレート」とつぶやく度に季節はめぐる。そういえば今はもう9月の終わり。来週の週末は9月と10月をまたぐ。季節は変わる。高尾に引っ越してきて三度目の秋。その変化により敏感であるよ…

秋の感じの晴れた土曜日

・秋の感じの晴れた土曜日。前日のハレの気配が一向に去らないまま今日は秋。高尾に完全な秋がやってくるのは例えば2011年ならば9月の24日だったかもしれない。恐ろしいことに朝晩が寒い。恐ろしいことにまだ扇風機が出しっ放しなのにも関わらず、恐ろしいこ…

スピーチする秋・秋の感じ

・9月23日がやってきた。9月23日のことを6月末から考えて想像していた。同僚でもある後輩の結婚式へ出席。恩師かつ元上司という謎の枠で「スピーチ」なるものを話さなければいけないような秋の良き日。某「旧○○公爵邸」という自分のような者にはほとんど恐ら…

9月21日の夜の曲

・例えば子豚で言えば、2番目(木)と3番目(煉瓦)の中間くらいの家に住んでいる自分にとっては吹き飛ばされないか冷や冷やしながら迫りくる台風を、通り過ぎゆくであろう台風を、その様子を見守っているような水曜日の夕方。某インターネットのサーヴィス…

テキストをエディットする火曜日

・テキストをエディットするだろう。何のことだかをいつもいつまでも書いている。キーボードで打っている。ノート型のコンピュータに記している。本を読むことに集中できず八王子の無銭でLANが出来るカフェにて作業する。広告のようでもあり手紙のようでもあ…

秋がきた日の風景の記録

・秋が来た日というものがある。2011年の9月19日に秋が来た。昼間は雲間から強い日差し。夕方から雲が多くなってきて強い風が吹く。風の中には寒さの芯のようなものを感じる。そのような日の記録。そのような日に見た風景の記録。前日に実家に帰った流れで両…

2011年9月第3日曜日の断片、線的な。

・起床。起床した日曜日。昨晩会談が極まった結果帰れなかったR君と朝から進路相談系トーク。高尾駅で分かれて中央ラインに乗る。国立で途中下車してニチニチの日曜市へ。山の古本とサモサというお洒落な食べ物を買う。やや久しぶりだった方々と会えた。また…

サンタクロースが本を届ける夢/会談あるいは会食

・朝起きてテーブルを見ると昨日何となく気になってアマゾン的なインターネットで購入したことによって届けられていた宇野邦一という人の『破局と渦の考察』という本が置かれていて、昨日酔っぱらって帰宅したことを思いだしつつ、思いだしつつ思いだせない…

その心・正しい記録・ケミストリー

・「○○は××である…その心は、」というフレーズを初めて聞いたのは、この国に住まわれている99.9%の方と同じように『笑点』というテレヴィジョンのプログラムであるのだけれども、笑点はさておき「その心」はちょっと良いなと思う今日この頃。流行らないかな…

夜の学校

・朝起きてややあって映画鑑賞。ニコラ・フィリベール『すべての些細な事柄』を観る。ずっと観たかった映画だったがようやく観ることが出来た。人と人とが話をしている様子がたくさん写された映像。必要であれば同じやり取りが何度か繰り返される様子が映さ…

病気・インターネット・寝る

・八王子の古書店でずーっと気になっていた高橋悠治という人の『カフカ・夜の時間―メモ・ランダム』をそこそこの適切な価格で購入。ずっと読みたかった。「カフカ」については何も知らないが、「夜の時間」と「メモ・ランダム」は何か自分に関係がありそうだ…

主語から飛ぶブーメラン

・デモンストレーションのことを考えている。日曜日のデモンストレーションについて、2日前の「9.11 新宿原発やめろデモ!!!!!」について考えている。デモの最中に逮捕された人たちは今も釈放されていないようなのだった。自分は後半から合流したこともあって…

更新する

・日々の記録は例えば9月12日の月曜日。月曜日は休日だ。そしてデモの翌日は毎回少しだけぼやっとしている。自動車の運転免許を更新するために府中の試験場へ。更新の期限が切れている。更新の期限が切れている場合は「住民票」が必要だということを教えても…