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  映像研究

2022-01-01から1年間の記事一覧

僅かな時間

・202212311602。自宅のデスクで。気がつけば2022年の残り僅かな時間にいる。いつでもそのように思いながら、つまり時間が経つことそれ自体に驚き、あるいは急かされ、時々励まされながら、生活をしている。 ・6時に起き7時に作業を始めて朝食。家のあちこち…

閉じる日の記録

・2022年の12月30日は年内最後の業務。6時に起き7時に家を出て8時から9時まで職場の最寄りのエクセルシオールで自分の作業。9時から19時までが光の速度で消えた。言葉を話し続ける日。思考の結晶としての制作物に対して言葉を投げる。投げ合う。話し聞く。あ…

12月29日

・202212291957。帰宅する京王線で書いてみる。昨年までの数年は年内の最後の業務が29日までだった。しかし今年は30日まである。そして代わりに新年の業務が3日からでなく4日からになった。どちらが良いのかは、文字通りの一長一短。いずれにせよこの時期の…

乾いている

・帰宅する京王線で書く力はない。年末の業務は今日を含めて3日。できる限りの準備をして突入したつもりが、それでもなおこぼれるものはこぼれる。こぼれつつ、いつでも等しくある24時間の記録を書いても良い。 ・業務は午後からだから午前は自宅で作業。昨…

想起

・年末の記録。2022年唯一の忘年会と称した集いは、大学の同級生である友人と大学の後輩である友人と自分の3人。最小の会合。西荻窪の立ち飲みで約3時間話し聞く。3人で3時間話せば互いの間にあった出来事を確かめ合うことに留まらず各々が遭遇した印象的な…

見えるもの

・見えるけれども写すことが難しいものがある。家を出て家の前にある梅の木を見て既に蕾が準備している様子を確認して驚き写そうと思った。スマートフォンのカメラでは蕾それ自体に焦点を合わせて写し取ることが難しい。 ・まだ寒く、というか、これからしば…

確認と回収

・大晦日を除いた年内最後の休日の記録。昼過ぎに同僚と通話して諸々共有した以外は完全な休日にできた。起床してギフトを渡し合い昨夜食べきれなかったプリンを食べることから始まり、午前は基本的に自分の作業。修正のための確認を進める。 ・昼食は、ギフ…

冬のある日

・後から書いておく冬の日の記録。年内最後の業務のタームがはじまる日。タイムカードを押す前にエクセルシオールで朝の一時間の作業。昨夜送られた論文の修正箇所を確認する。締切は年明け。計画する。 ・9時から19時までが一瞬の内に過ぎる。昨日の就寝が…

年末の休日

・覚えておくための記録。12月22日は8日連続の業務が途切れる休日と考えていたが、結局明日からの業務のために職場で2時間だけ準備することにした。だからこれは完全な休日ではない。それでも少しだけ気持ちを緩める。 ・午前中に自分のためのささやかなお歳…

メモ

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ベストの暖かさなど

・「年末」という語が頻繁に飛び交う12月19日の記録。ネットオークションで購入して数日前に届いたベスト、2000年前後に製造されたパタゴニアのレトロXを着て出掛けて過ごした。覚えている限りでベストという形態の衣服をはじめて所有しそれを着る日。サーマ…

人参としての大根

・帰宅する京王線で書くことは叶わなかったから翌日書いておく日記。冬の業務が走り出しかなり重めの2日目。13時から21時まで話し聞き続ける。この調子で年末までもつのだろうかと不安にもなるが山も登りはじめが一番きついと感じる。ひーひー言いながら足を…

歴史

・帰宅する京王線で書いていた文章を一度消した。12月を折り返してこの日。この先数日の休みを挟んで年末は30日まで業務が続く。ある程度までこの業務の諸々にかかりきりになるのは止むを得ないとしても、イメージとしては出来る限り「息をしながら」進んで…

準備の日の記録

・各種の準備をする日。明日から一気に加速がついてのみこまれるように過ぎていくことを知っているから、せめてできるかぎり装備を整え、自分の書き読む作業と業務の仕事だけのルーティンになっても大丈夫なように、準備をしておく。 ・午前は散髪のために八…

必要な無為(メンテナンス)

・iPhoneのカレンダーに何も予定がない日の日記。雨のち晴れの日。家族を車で駅まで送る朝。帰宅して昨日から引き続き毛の衣料品を洗う作業に邁進する。並行して業務のスケジュール作成。昼にカレーを食べると午後から晴れてきた。 ・家で資料を整理して本を…

一週間(7日間)の長さ

・親知らず(右下)を抜歯して一週間が過ぎた。多少の膨らみと口を開けることの困難および黄疸以外は順調に回復しつつある。昼過ぎに歯医者に行き糸を抜いて貰う。ふと一週間前の絶望的な痛みを思い出すことができないことに気づく。あるいはさらに一週間前…

2022年のコートについて

・2022年12月の第二日曜日の記録。業務の「二学期」と呼ばれるタームの最終日。一つずつ終わらせていく。「もっとこのようにできた」と考えることがあるにはあるが、考え得る限りかなり最善に近い仕事がこれだと言うことはできる。といった自画自賛、同僚と…

この変化

・後から書いておく断片的な日記。「親知らず 抜歯後 黄疸 首」などと検索する日々。次々に新しい変化がある。知らなかったことを自分の身体で知ることは面白くもある、と書いてみて、それは少しずつ回復しているという信が前提である。 ・季節柄か、年齢か…

力を抜く練習

・202212092159。親知らず(右下)を抜いて数日が過ぎたが引き続き歯のことを考えている。あるいは微妙に膨れた顔の輪郭を気にしながら生活している。 ・ともあれ昨日と今日、そして明日と明後日は業務。この4日間の山を越えれば(などといつも書いている)…

休息

・親知らず(右下)を抜いた翌々日の水曜日の日記。完全に自宅で過ごす一日。作業をすることもなくただ身体を休めるために専念するこのような日はいったいいつ以来だろうか。痛みと諸々で忘れていた頃に先週の今日提出した論文が受理された連絡。ひと安心す…

流動

・親知らず(右下)を抜いた翌日の火曜日の日記。痛みにも少し慣れてきた。ちょっと驚くほどに右頬が腫れてしまいせっかくだから写真(セルフィー)を撮るなど。この日々のために各種の麺類を買い込んでいたが全く食べられる気配がなく、粉のスープを飲み比…

抜歯

・親知らず(右下)を抜く月曜日の日記。冷たく降り出しそうな12月らしい気候。季節がまた少し進んだ。体調を整えて気持ちの準備をして12:00に歯医者へ。事前にCTを撮影して「難しいには難しいですがあり得る手術です」といった説明を受けて、ならばお願いし…

12月のある週末

・後から書いておく週末の記録。3日の土曜日は版画美術館へ家族と遠足。ずっと見に行きかった「版画×写真 1839-1900」の会期に間に合った。グレイ、エマーソンなど図録で見ていた写真を実際に見ることの贅沢。それは実際ただの写真だった。ただの写真を凝視…

その後

・202212022116。帰宅する京王線で書いてみる。指が202212と滑ることに慣れていない。つい202211と滑りそうになる。しかし202212と滑ることに慣れた頃には、もう2022ですら無くなるのであろう。まだ年末らしさを感じていない。年の瀬、忘年、振り返り、仕事…