&

  映像研究

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016/2017

ルパで

・仕事に行く途中のパン屋のイートインコーナーで書く。ブランチを食べて、コーヒーを飲み、おやつのパンを購入して、少し書く時間があるか。いま佐藤真の本(『日常と不在を見つめて』)を読んでいて、そこから色々なことを考えている。つぶやきとは少し違…

国立のモスバーガーで

・201612031145。業務の一環で国立駅前へ。国立駅で降りたのはいつ以来なのか全然覚えていない。少し早く着いてしまったのだから、以前に買っていたお店でコーヒー豆を買い、お昼を食べようかと思ったけれども、そういえば国立でランチを食べたことがなかっ…

明るくなる

・最寄り駅の改札の前のパン屋のイートインコーナーでモーニングセット。夜からの雨が上がってどんどん空が明るくなるのを見ている。部分的に晴れてきたならば雨で濡れたところが光る。許された時間。バスを待って病院に行く。病院に行って検査を受ける。病…

毎日書く

・ことは難しい。コーヒーを飲みながら。コーヒーを飲む時間には書く。指先でつるつるとテキストを書くことができない。両手を使ってキーボードを叩く。いつか「わざわざキーボードを叩いて書かれた文章」は有り難く感じられるほどに脳から直接言葉が引き出…

眠り、高い山、距離、物語

・少し休む。ジョナサン・クレーリーのような人が『24/7』のような本を書いたことに、この本が本屋に並んだ時に驚いた記憶があるけれども、映像について考えることはつねにネットワークについて考えることで、映像について考えることはつねにメディア環境に…

音楽

・日付は変わって11月24日。11月23日は過ぎ去ってしまっても、あらゆる勤労に感謝したい。今日(昨日)は家でずっと作業していて、今日(明けて)は雪が降ると天気予報は言っている。窓を開けると空気がきりっとしている。明日はストールではなくてマフラー…

ひと言だけ

・と言いながら、だらだらと話をすることもある。一杯だけ、と言いながら終電までビールを飲んでしまうこともある。そのギリギリの線を探る。誰かと話をすることを忘れないように。しっかり食べてよく眠ること。健康の綱渡り。201611212258。

2016年秋のスナップショット

・201611170952。以前の言葉を打ち消すために新しい言葉を書いてみる。駅前のパン屋にて。2016年の秋を思い出す時今日のような穏やかな天候を思い出すだろうか。もうすぐもっと寒くなってどんよりした雲の下で生活をすることになる。一瞬の光。本屋に行き必…

音楽に、歌に何を求めるか

つぶやきにちかいもの

・普段「勝った」とか「負けた」とか、ましてや「勝ち組」とかなんとか、そういう基準で物事を考えないようにしていて、実際に生活している中で、勝つとか、負けるとか、そういうことを本気で考えることなんていうものはないのではないかと思っているけれど…

合間

・ふと空いた時間に書く。書いて残しておく。いつでも書けるような具体的な出来事がないままに書く。いまは2016年、11月、12日、土曜日です。佐藤真の『self and others』の牛腸茂雄のカセットテープの声ように。おはよう。こんにちは。こんばんは。言葉を残…

無為

・雑誌「spectator」の北山耕平という人の特集を読んでいて、そこに再録されている1999年に書かれた文章、『同胞一和 差別根絶問題』に掲載された言葉を読んでいた。いま自分は「自然」という言葉を、どういう実感を込めて使うことができるだろうか。ぼんや…

ニュース

・例えば宇多田ヒカルが出ていたテレビ番組をテレビではない方法で視聴している。2016年の「いま・このとき」をどうすれば感じることができるのか。 ・宇多田ヒカルの歌を(音楽を、とか曲を、ではなくて、あえて「歌を」と言いたい)特別な気持ちで聴いてい…

旅に出ない理由

・レヴィ=ストロースの「旅が嫌いだ」というフレーズは今やあまりにも有り触れている。観光に対して冷めた視線を送ることも有り触れていれば、あえてそれを楽しもうとすることも有り触れている。むしろ「強制的に移動させられること」あるいは「強制的に移…

怒濤あるいは無為

・2016年の9月はこうして終わって行こうとしている。不思議な時間だった。記憶がほとんどない。何かに追われていたように感じていたけれども何に追われていたのかはわからなくて、ばたばたと新学期の準備を始めていたということなのか。部屋でなにかテキスト…

夜長

・「秋の夜長」と言ってみれば、それは時間のことだった。時間がある。時間は常にある。ここにいくらでも時間はある。いまはゆったりとした時間に中にいる。音楽は時間だから他の事柄よりもゆったりとした時間を必要としている。聴く時間。からだが動く時間…

テーマソング

・この数日テキストを書く作業をしていて、書いて、止って、読んで、怠けて、また書く。そういう作業をしていると全く意味のないことも書かざるを得ない。「を得ない」というか、書いている。そんなときに必要とされるのがテーマソングかもしれなかった。書…

いま・ここ・2016

・今夜は今年初めての「ピエンロー」。寒くなってきたことを考えないでいたけれども、ピエンローを食べると今はもう秋だということを認めなければいけない。そして夜。夜に何事かをしていると、そこから脱落する時間が必ずあって、そんな時間には少しだけ缶…

立ち止まると

・立ち止まると時間のことを考えてしまう。流れないはずの時間を流れるものとして、その距離を測ろうとしてしまう。「5年前ならば」いや「3年前ならば」とか言ってる。確かに少し前の過去の地点ならば想像もできなかったような現在にいる。現在は更新され続…

20年前

・これはもう「20年前の音楽だ」というその「20年前」も、当たり前だが毎年更新されていく。20年前の音楽は複雑に心を動かす。

切実な表現というものがまだあり得るのならば

・ふと思い立ってamazonで七尾旅人『兵士A』のDVDを購入した。何かしらひっかかるところがあったけれども、急に「今これをみなければいけない」と思ったのはどういうことなのか。「切実な表現というものがまだあり得るのならば」そういうものを見たい。誰も…

書く言葉は

・気がつけば年度が半分過ぎようとしている。4月1日から始まって9月30日まで。それがなんだということもないのだけれども例えば25mプールで50m泳ぐとして(泳げないからわからないですが)、25m泳いで向こうの壁にタッチして(背泳ならばくるりと反転して)…

書く習慣あるいはつぶやきに近いもの

・書かなければ忘れてしまう。あるいは現に忘れてしまったことがある。あるいはそれは忘れてしまう程度のことだったのか。日々考えることは「シンプルかつ面白おかしい洋服を着たい」ということで、例えば胸のポケット部分に金のコブラの刺繍がされたシャツ…

練習

・実写映像の存在論、ということを考えてみたい。現在の映像環境において「実写」という言葉が何を指し示しているか。映像がフィルムベースから磁気テープ及びデジタルデータベースとなり、ほとんどの写真が物質的なイメージであることをやめた現在において…

投瓶あるいは投便

・201609101828。改札前のパン屋の喫茶コーナーにて、オレンジジュースを注文してノートPCのキーボードを叩いている。夕立的な局地的な雨がたった今降ってきたのだから、駅の構内には電話をする人やスマートフォンの画面を覗く人が多くいる。今日は基本的に…

見ることとそれに見合う言葉

・梅雨が明けて夏になると思い出されるいくつもの光景。7月31日は小学校の頃からの友達の誕生日だったから、子供の頃に(といっても高校生くらい)団地の隙間の公園で花火をしたこととかを思い出す。思い出す記憶は、その映像は、あるときからは自分が撮影し…

一線

・もう先月末のことになるけれどもスタジオ・コーストに水曜日のカンパネラのライブを観に行くという、何かの一線を越えた行動をしてしまった。「たまたま申し込んだチケットが取れてしまった」「今見ておいても良いと思って」というような言い訳を用意しつ…

もしも、は無い

・もしも自分が今の高校生だったならば、おそらく水曜日のカンパネラにはまり(コムアイが表紙の雑誌など買ってクラスメートにさりげなくかつあからさまにアピールしつつ)「この曲を作っているケンモチさんという人は『hydeout』というレーベルと関係がある…

写真を見る感じ