・今日は2023年11月30日。一年前のちょうど今日に論文を提出したことを思い出す。時間は円でも線でもないが、その時のその感じがどのように薄れているかと思うことから距離をはかる。 ・そのちょうど一年後の今日、論文がオンラインで公開されたことを確認し…

・手が止まっている、あるいは、足が止まっている、と指摘する／される状況をイメージしてみて、それは心理的なものも含めた指南であるかもしれない。考えることが先立った結果、具体的な行為にまで至らないことを、その事実に気づいていないことを、指摘す…

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・日曜日は一日業務。あらためて自分は職場の空間に馴染んでいるのだと思う。仕事とは、空間と馴染むことであり、仕組みの一部になることでもあり、意識せずともある動きができることなのだと思う。そうしたことが分かる程度には時間が経った。そういう事実…

・続けることの重要性と続けていることに変化を加えることの困難について。4年続けている集中講座の内容を少しだけ更新する。春から「対話」について考えていた。特に意識したのでもないが、それを踏まえて、小さなエクササイズを試してみる。「サーヴィス」…

・運用を辞書で引けば「ものをうまくはたらかせること」と書かれている。ものをうまくはらたかせたい。しかしそれは具体的にはどういうことなのか。たとえばそれが「資産」ならば。去年の今頃の日記を読むまでもなく、2022年は夢中かつ必死に生き、その最中…

・11月23日は勤労感謝の日だった。祝日の日常。木曜日。普段であれば午後から業務に向かうが今日は一日中家にいて自分の作業をすることが許されていた。 ・あまりにも当たり前のことが書かれていると思っていた文章に立ち止まるようにして考えると、次々に新…

・水曜日。引き続き今週は自分の作業ができる。落ち着いて読むことは深い理解へ向かうことであると言えるが、一方で、分かっていると思っていたことが分からなくなることでもある。そのようにして、過去のノートを見返しながら、シャーカフスキー『写真家の…

・久しぶりに一日デスクで読むことや調べることができた。大学院の修士課程に入学したのは今から約10年前だが、以降授業やそれに関連した諸々を書いた10冊のノートがある。それらノートを引っ張り出し捲りまた当時配付されたプリントなど見返す。今から考え…

・毎週日曜日は朝から業務。11月の日曜日は毎週少しずつ空気の感じが変わっている。空気の感じが変わり続けていることに、いまそのように思うことで気がついた。乾いていく土やコンクリートの感じが時折突き刺さる。乾き続けていく空気の中を夢中で生きてい…

・コーヒー豆とバナナケーキを買ったことを覚えている。最近は職場の近くのコーヒー店で豆を買うことが多いが、必ず一緒にバナナケーキを一切れ買う。翌日の朝に家族と半分ずつ食べる。おやつのような朝食。手にしたバナナケーキの正式な名称はバナナブレッ…

・記憶を書き留める余力なく進む。時間の早さあるいは速さについておそろしいと思いながら過ごす。かつて交わした友情の時間は薄れて次々新しい人が現れる。そのことを楽しむことさえ出来ればと思いながら。今年初のインナーダウン。今年初の手袋。布団乾燥…

BRUTUS(ブルータス) 2023年 12月1日号 No.997 [GAME STYLEBOOK 2023 ゲーム、どう楽しんでる？] [雑誌] マガジンハウス Amazon

・水曜日。薄曇りのこの季節らしい気候。少しずつ回復しつつあるから午前から夕方まで自宅のデスクで作業する。11月に入りノートを取りながら読んでいた、ピーター・ガラシ『写真以前』もそろそろ終わりつつある。並行して各種の写真史を突き合わせながら、…

・20231114。一日の意味ある活動を終えるタイミングで書いても良い。昨日の15時半にワクチンを接種して今日は一日自宅で過ごす。発熱することが役目。20時間後に38℃まで上がる。日記を辿れば前回一年前と殆ど同じ体調だった。 ・夏から秋に移り変わって以来…

・202311131924。一年ぶり五回目のコロナウィルスワクチンを摂取してみた。なぜ、何が、どのように、最善である現在なのか分からないが、昨年度とは違った意味において、この先ちょうど3ヶ月間業務を休むことが難しい状況があった。マスクを外しながらワクチ…

www.youtube.com ・ここは自宅のリビングです。ここは日曜日の夜8時です。「Travelling Without Moving」で流れた『ナイトクルージング』のカバーを聴きながら、そういえばここは2023年かと思う。その曲をはじめて聴いた1996年も、その曲を聴くと思い出す200…

・1が並べば秋も深まる。寒くなってきたからか午前中はなかなか目覚めることができなかった。うっすらと蓄積した疲労。それを他者と比較することなく真っ直ぐに受け入れること。それは普通のこと。普通のことを普通にできるようになることが大人かもしれない…

・振り返って書いておく金曜日の記録。午後は会議と授業。この時期の会議は否応なく次年度のスケジュールについて話される。2024年度のカレンダーを画面共有したならば「2025」という数字も見る。近未来。眩しい時間に足を踏み入れるようにもイメージするが…

・考えたことを、忘れないように書いておく。3月のある会話を思い出す。自分の学位授与式の際に数年にわたってお世話になった先生と、最近の学生の様子について話をする機会があった。その方が「元気があれば良いと思うんです」と話された言葉の意味が、その…

・前後の業務の間で完全な休日の水曜日。休むことは必要。うまく休むことも工夫。そのような言葉を聞くようになり、おそらくそのような言葉は既にいつでもいたるところで発せられていたのだと思うが、その言葉を、その言葉こそを、聞き取るようになった。聞…

・介入すべきタイミングで、介入しなかった、介入できなかったことを悔やむ日。大人であるとはどういうことか、人として何をすべきかと考える日。他者が書いた言葉を読み正す。正す？「あなたが考えているのはこういうことですか」と問う。問いかけることと…

美術の物語 作者:エルンスト・H・ゴンブリッチ 河出書房新社 Amazon まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal Arts) 作者:三浦 篤 東京大学出版会 Amazon まなざしのレッスン 2西洋近現代絵画 (Liberal Arts) 作者:三浦 篤 東京大学出版会 Amazon 増補…

・3日も経てば多くのことは忘れてしまうと思いながらこれは水曜日に書いている。業務の時間は一瞬で消えた。消えた中に残っている忘れていないこととは何か。変わり続ける人たちを見ていて、人たちの変化はそれぞれ固有の変化であると同時に、重なることもあ…

・土曜日の記憶。午前は家で勉強をして昼に外出する。無印良品週間だからと調布の無印良品でメリノウールのニットを購入する。下にサーマルを着ることを想定してXLになった。12:00から21:00まで業務。毎年恒例の土曜日の講座。ワンオペで慌ただしく授業して…

・どんな呼吸をしているか。11月にもかかわらず25℃を越えると伝えられる。乾いた空気が（再び）熱をもつ。完璧な晴天。自転車で駅までの川沿いの道を行きながら、植物と水面の様子を見る。影と反射がともに映る。その角度を見つけて立ち止まって写してみる。…

・202311011731。ここは中央図書館。自分の作業と業務の準備が途切れて今。書いてみる。 ・時間を数え、時を区切り、それを流れと見立てれば飲み込まれるように思う。あるいは祭りの山車のように猛烈な勢いで中心が去って取り残されていると感じる。カレンダ…