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  映像研究

秋のはじまりの感じの火曜日の備忘録

 
・涼しいと寒いの間。寒いと言ったら冬。今この空間でアラジンストーブが稼働したならば部屋の匂い部屋の感じはどうなるか想像せよ。想像する。想像したならば湯豆腐を食べたくなった。土鍋をしばらく見ていない。そういえば関係ないけど結婚式の引き出物(キッチン用品繋がり)として生まれて初めて「カタログ」という物を頂いた。何か選んでその番号その記号を記入して投函したならば選んだ物が郵送されるという恐ろしいほど素晴らしいシステムだ。そんなものをよこす後輩も凄い。「柳宗理のステンレスボウル」と「プジョーのミル」で迷った結果宗理の方にした。数日後には宗理のボウルが郵送される。ポテトサラダとか作った時にテンションが上がりそうなボウル(イメージ)。


・それで宗理のハガキを投函しつつ出かける。本日も京王線高尾駅のホームからの風景を眺めつつヘッドホンでは「それからの子供」を聴きつつ清澄白河へ。覚えている限り覚えていないほど久しぶりに東京都現代美術館へ。フレデリック・バックを素通りして『ゼロ年代のベルリン-わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)』へ。ほとんど映像の企画展のような様相。そしてドキュメント。インタビューあるいはドキュメント。フィクションとドキュメントのどちらでもあるような、「どちら」とか言う必要もないような映像。そのような映像に写るものとしての行為。行為のモチベーションとなるような意識とシステムに想像を巡らせつつも、しかし実際のところあまり考えられなかった。その後ボリューミーな常設展も鑑賞。新宿に移動して数時間の業務。


・業務終了後新宿西口のキャノンに7Dの修理へ。「これは量販店を通した方がいいです。」「量販店を通すと保障対象なので無料になりそうです。」と言われて、そのシステムの意味がほぼ完全にわからなかったけれども(疑問なのではなくて仕組みが理解できなかったという意味)ともかく保障してもらえるものは保障してもらおうと思って量販店という名のビック・カメラへ。保障してもらった。保障されていた。


・その後三鷹台の事務所へ。SMDくんとともにフェスティヴァルのMTG。3日間のイメージをそのイメージを伝えるためのグラフィック。そしてそのグラフィックの元になるのもまたイメージ。藤野の風景と空気の感じを想像する。その場所にいるであろう人たちをイメージする。そういえばあと一ヶ月だ。ウェブ・サイトの更新を考えつつも、自分たちだけでは限界もあるのだからと、せっかくだから知識と知恵及び技術を持っていそうなRくんとTくんと呼んでみたら来てくれた。持つべきものは元同級生だ。一年ぶりに「ワードプレス」での作業をして少し思い出す。24時帰宅。