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  映像研究

それから

 
・秋らしい朝。久しぶりに日曜日の朝からの業務。「ベルクでモーニングプレート」とつぶやく度に季節はめぐる。そういえば今はもう9月の終わり。来週の週末は9月と10月をまたぐ。季節は変わる。高尾に引っ越してきて三度目の秋。その変化により敏感であるような今。業務終了後にはSMDくんに誘ってもらって代官山の「晴れたら空に豆まいて」というライブハウスに木下さんのライブを観に行く。良い音楽。良い演奏。良い歌。良いラップ。言葉も凄い。まさかのカバー。久しぶりの友だちにも会ってビール飲んだりしつつも一足先に渋谷経由で高尾方面へ戻る。



・それから本日は高尾T夫妻の送別会あるいは山部という名のサークルにおける追い出しコンパ的な集まりそしてミーティング。何だかわけがわからなくなるほどカオスな空間だったけれども、それはまたT邸で過ごした約1年半の楽しいひとときが凝縮されたような時と場所。贈り物としてハンモックとムービーカメラを贈る。ムービーカメラはきっと2011年におけるレターセット。それを使ってTくんやWちゃんがいつかどこかで見た聞いた面白い何か美しい何かをいつかこの場所に送り届けてもらえたならばそれは楽しいことだと思う。自分の友だちがどこかで面白い何か美しい何かを見ているであろう聞いているであろうことを想像する。それは希望だ。



・結局色々なお酒を飲んだ結果として寝袋を借りてそのまま就寝。朝まで残っていた数人で何となく残っているカレーなど食べつつ不思議な午前中の時間。少しだけ切ないような秋のはじまりの時間。西の山の方からきっと冬のような空気がやってくる。そのことを知っている不思議。昼前に家に歩いて帰る時に雨。秋の雨は秋雨前線。月曜日は休日。休日は読書とか。それからの僕たちや私たちのことを考える休日。