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  映像研究

壊れる記録・雲の中

 
・朝起きて起動。起動せず。起動しないならばこれは故障。これはimac。久しぶりにコンピュータが不調。そういえばこのコンピュータを購入して3年だと考えてみればそれは仕方のないことなのかどうなのか。以前誰かがどこかで(全く不明)「ハード・ディスクが壊れることに格別の開放感がある」というようなことを言っていたけれども、それを言って許される状況と、それを言って許される人がいると思う。自分はわりと許されるのではないか。ソフマップというお店に「パーフェクト・ワランティ」というサーヴィス?システム?について電話で聞いてみた。パーフェクトにワランティしてもらえることを希望。


・写真も映像も外付けのハード・ディスクと呼ばれる箱に入っている。仮にその箱が壊れてしまったとしても大半の写真は「flickr」というサーヴィスを通じて、クラウド的なコンピューティングということになっている。「はてな」にも少し写真がある。それならば映像もクラウドしておいたら良いのかどうなのか。あるいはメールは「mac.com」なのだから、「meなんとか」みたいなところから読み直せる。これもクラウドなのかどうなのか。こうして記している言葉も、それを紙のノートに記すのではなくて、わざわざウェブのサーヴィスを利用するのならば、それはクラウドな感じなのかどうなのか。


・少し前からSさんに教えてもらって「beluga」というサーヴィスを使っている。使っているというか、そのサーヴィスは数人でタイムラインを共有するようなサーヴィスなのだから「入れてもらっている」。ちなみにそのサーヴィスについてSさんは「twitterだとつぶやけないこともbelugaなら気軽に書けるよ」と言っていた(書いていた)。そのことは面白い。けれども、そのサーヴィスを使っていて思ったのは「あれ?これって10年くらい前のクローズな友だち同士の『bbs』と同じなんじゃない?」ということで、それもまた発見だ。その頃bbsに書いていたのとかなり近い感覚で言葉を記している。つぶやきとも備忘録とも違った種類の言葉。みんな書き込みの文体とかでわりと本人ぽいニュアンスが出たりするのが面白いし楽しい。時に美しいとすら思うような書き込みもあったりする。詩のような。


・修理に出すためにデスク的な場所からコンピュータを降ろす。ついでに掃除する。