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  映像研究

 
・ブルージーンズを履いている。数年来の付き合いの人に「ブルージーンズ珍しいですね」と声をかけられる程度には相当に久しぶりに、しかも相当な頻度で「予備校生のときに買ったフルカウント」のブルージーンズを履いている。気温と湿度と生地との兼ね合いがちょうど良い気がしている。もう一本「高校生のときに買ったハリウッド・ランチ・マーケット」のブルージーンズもあるけれども一方そっちは難しい。「ウエスト周りがぴったりしているのに裾の方がやたら太い」という謎のシルエットだ。1995年当時はそれがどのような意味でお洒落だったのか(少なくとも自分はお洒落だと思っていたのか)今となっては不明だ。裾を10cmほどめくってセルビッチ(耳)と呼ばれる部分を見せたりもしていた。それがトレンディだった。


・先月末に引っ越していった友だちが熊本での新生活をウェブ上で「新聞」という形式で記してくれていて、数日に一度更新されているその新聞を読むことが楽しい。熊本に行くまでの道中での出来事や新居の様子、あるいはまたひょんなことから集合していた某小金井のカレー店のクルー達との集合写真も掲載されていて、それを見たり読んだりすることで良いvibesを受けとる。「念」が送られてくる。最近個人的になのか自分の周りでもなのか「念」「念じる」「念を送る」「念を飛ばす(?)」とかの表現が微妙に流行っていて、全くスピリチュアルなセンスがない自分にとっても、しかし「念」はちょっと良い。遠くにいる人に向けてカジュアルに念を送る。こことは別の場所でがんばって何かをしようとしている人へ念を送る。メールの代わりに念を送る新しい時代がやってきた。


・水曜日である本日は図書館へ寄ったりしながらも引き続き三鷹台の事務所に行って各種連絡をしたり各種連絡の準備をしたりする。夜になってそろそろ帰ろうかと思っていると、事務所のお誕生日会だということで自分もお邪魔して「今年初・おでん」とかを食べたりした。楽しい夜。