2010-01-01から1年間の記事一覧
・11月も始まって普通に続いていく毎度の備忘録。秋深し。極めて思わせぶりな台風だってやって来た。そういえば10月は日光を浴びた記憶がほとんどないような気がする。 ・昨日31日日曜日は昼から業務。終了後にフェスのもうひとりの発案者であるSMDくんから…
・10月半ばから緩やかにつづいていた秋休み(オータム・ヴァケーション)はこの週末で終了。通常業務に復帰するとともに、気がつけばすでに年末進行・第一弾。寒いはずだ。だってもうじき初冬だもの。少しだけこの期間を振り返りつつ、あと二ヶ月(!)のこ…
・しっとりとした秋の雨が降ったり止んだりの26日(火)。本日はひょんなことから窯を使ってピザを焼く講習へ(またもT夫妻とともに)出かける。これもまた一ヶ月後のフェスティヴァルのための、まさに「仕込み」というか「ネタ」というか、お楽しみ会の「お…
・前日のフェスティヴァルの下見から帰ってきて実家carを返却して、そのまま昼過ぎに新宿駅から高速バスに揺られて名古屋へ。月末まで行われている『あいちトリエンナーレ』に行こうと思い立ったのだった。それもまぁあるひとつの「フェスティヴァル」だしな…
・22日の金曜日はご近所のT夫妻を乗っけて藤野の「篠原の里」までドライ部。毎週金曜日だけやっている「里カフェ」へ遊びにいく。パンとスープとサラダ、それにケーキを食して大変満足しつつも、本日の目的はそれだけではなくて、施設の中を散策&使える食器…
・本を読む日々。正確には「読もうとする」日々。朝起きてお茶を飲みながら本を開く。読む。飽きれば閉じる。別の本を読む。飽きれば閉じる。インターネット。別の本を読む。というようなことを繰り返しながら秋休みはただ過ぎつつある10月20日の水曜日。夕…
・テレヴィジョンを観る備忘録。二週間くらい前に新宿駅構内の広告にてその新ドラマの宣伝を見たならば、あ、「だめなどらま」ってこういうもののことを指すのだろうなぁという解釈。ほぼ毎日その広告の前を通るだけに見れば見るほどに、ああ本当に「だめな…
・あるブームというか気分のようなものが訪れたならば、図書館や古書店で特定のキーワードを含むタイトルの書籍はとりあえず手に取ってみる。「自然」と書かれている本が集まってくるのもそういう理由で、たとえば川崎謙という人の『神と自然の科学史 (講談…
・10月15・16日の金曜日と土曜日。まるで雑誌の秋山特集号のような晴れた(風の強い)秋の日に、北八ヶ岳の「にゅう」へ。「○○山」でも「○○岳」でもなく「にゅう」。もしも「にゅうへ行きます」と聞いたら思わず「それは何ですか?」と訊ねるだろう。しかも…
・そこで今問題になっているのは例の『HANAKO for men』のあの「『ていねいな暮らし』を心がけている本当の意味で先端的なライフ・スタイルを体現してる30歳前後の男性であるところのあなたが今必要としているあらゆる情報は全部この一冊の中に入っています…
・スケジュールを少し工夫してみた結果、連休明けから月末の手前までまったく業務をしなくてよいことになった。厳密には完全に他の人に「投げている」のではあるけれども、そういったこともひとつの工夫なのだということに気づいた2010年秋。それ自体は何で…
・いろいろな人が、いろいろなところで歌う、ファム・ファタール。同時にならすのも面白い。戸川純.ver良いね。
・タイトルの通り、静かに、確かに、季節は巡っている。そこでわざわざ「2010年の」と記すのは、そのように記さずに「植物の様子が」とか「山の色の変化の」とか「焚き火が恋しい季節になってきました」などと記せば、それは一体いつのこの季節なのか、とい…
・Do It Ourselves、ということなのだそうだ。Do It Yourself、D.I.Yという概念に対して、D.I.Oだ。なるほどぱっと聞いたかんじ良さそうなこの単語を「spectator」という雑誌の中から見つけたのだけれども、そのような「自分(たち)でやる」「自分(たち)…
・こうして9月も終わろうとしている。「こうして」というのは毎年恒例の「夏に集中的に働いたのだからその代わりに夏休み」ということで、秋雨前線の隙間をぬって、初秋の北アルプスに登ったり、お台場でボートを漕いだり、Tシャツを製作してみたりしている…
・新刊書店で見かけた『MUSIC MAGAZINE』の表紙にはキリンジ。おっと思って手に取って、考えてみれば自分にとってデヴューからリアルタイムで、わりと、かなり、ほとんど聴いているポップ・ミュージックってキリンジ以外ないのだよなと気がついて立ち読みに…
・9月27日は雨の月曜日。図書館に出かけたい気持ちをぐっと抑え(っていう、それほどでもない)、あるいネットのリンクをあてどもなく辿りたくなるのを我慢して(という、これはほんとう)、読書の舟を進めよう。『芸術人類学』『カイエ・ソバージュ』からの…
・可能なかぎり口にしたくない単語としての「パワースポット」というものがありますが、そういえばあれは一体どういったことになっているのでしょうと考える今日この頃。「山登り」や「野外生活」について見聞を広げようと努力していると、「山登り→山ガール…
・なかなかに進行する秋。三温四寒で涼しくなっていく季節に色々なことを考える。あるいは考えずに名残惜しむようにビールなど飲む。 ・先週の山行の前には急に思い立って森美術館の『ネイチャー・センス展』を見に行ってきたのだった。「ネイチャー・センス…
・9月15日・16日に北アルプスは白馬岳。天気予報は直前で完全に雨になる。雨のなかテントを背負い、真白な稜線を歩き、360°大展望のはずの頂上からの眺めは特に無し。しかしそれもまあよかろうと思ったのだった。それもひとつの山の秋の姿なのだろうと思った…
・夏期の業務が終わって即山登りへ出かけて帰ってきて約一週間、夏休みらしい日々を過ごしている。部屋を片づける/捨てるものを捨てる/公共料金を払う/これは義務/『ミツバチの羽音と世界の回転』をようやく観ることができた/庭の植物の栄枯盛衰をじっ…
・2010年8月末。真夏日がつづき、全然終わりらしくない夏の終わり、私たちはバック・パッキングに出かける。 ・去年は上高地から涸沢そして奥穂高へ。そして今年は上高地から槍沢そして槍ヶ岳へ。全く同じスケジュールでも今年は色々なことが違う。たとえば…
・8月20日(金)。一日業務。行き帰りの電車のなかだけでは一向に進まない夏の読書計画は毎年恒例。最近図書館で借りてみたのは、内田樹『他者と死者―ラカンによるレヴィナス』、そしてそのレヴィナスの『神・死・時間 (叢書・ウニベルシタス)』、岩田慶治『…
・8月15日(日)。半日業務。四連勤の四日目は午後から出勤だったので、午前中に国立で途中下車してニチニチ日曜市へ。アイスコーヒー&古書を購入。その後業務。そして業務終了後再び国立で途中下車してS邸新居訪問。ビール&ワインを飲みつつ歓談。やはり…
・手紙のように季節の挨拶から始まる備忘録。または庭に置いた鉢植えの状態で綴る夏の記録。高尾のご近所T夫妻からもらった朝顔は今が全盛期。赤紫と青紫の大輪が毎朝咲き乱れる風景。そしてその背後でバジルとイタリアンパセリは出番待ち。トマトは完全にこ…
・8月6日から7日にかけて北岳へ。7日の朝東側の空に向かい4時半。7日が誕生日だったのだから、つまりこの年齢における「初日の出」という解釈。
・進行する夏。緊張感のない夏。抽象度を高める夏。固有名詞が消えてゆくとともに「労働」と「余暇」だけがぼんやりと熱気に包まれる夏。とかなんとか書いてみたものの、それはそれでまぁこういう季節があるのも悪くない。ちなみに今年こそは8月上旬の自分の…
・時の流れに身を任せて7月もすっかり終わろうとしている。この2週間は梅雨もあけて連日の猛暑。昼間まで家にいたならば温度計は36℃を指す。体温計ではないのです。35℃を超えると「猛暑日」と言う。環境が変化したならば子どもの頃にはなかった日本語だって…
・徒然なるままに梅雨明け。気がつけばあまりにもあからさまに夏。皆さんがいかがお過ごしなのかは一切わからないですけれど、こちらは完全に夏を先取り。夏風邪をひいた。高熱から喉の痛みへとフェード・インしたかと思えば、鼻が馬鹿になる。匂いがすっか…
・初夏の八ヶ岳はスモーキー。梅雨明けを待ちながら森の中を歩く。晴れから曇り。そして小雨も気持ちよい。硫黄岳・横岳・そして赤岳。水と雲。水と花。そして鹿と岩。