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  映像研究

フェスティヴァルの準備を

 
・22日の金曜日はご近所のT夫妻を乗っけて藤野の「篠原の里」までドライ部。毎週金曜日だけやっている「里カフェ」へ遊びにいく。パンとスープとサラダ、それにケーキを食して大変満足しつつも、本日の目的はそれだけではなくて、施設の中を散策&使える食器の枚数だとかの細かいところを色々と見ておく。思えば偶然にも去年の秋にはじめて訪れて以来、ここで毎年恒例のアーヴァンなキャンプをやったりもしたのですが、今回はまたちょっと違ったことをやろうと考えている。



・「皆がすなるフェスといふものを、自分もしてみむとてするなり(コピー&ペースト&アレンジ)」ととりあえず言ってみたり、自分でもよくわかっていないコンセプトとしての「マウンテンのミーチング」という単語を口癖のようにつぶやいてみたりするようになって、たぶんもう1年以上。そして色々なタイミングが合ってしまった結果、本当にそういうものをやることになりそうな晩秋。もちろんあくまでも数人のキャンプの延長上ではあるのですが、良い意味で、自分が把握しきれるキャパシティを少しだけ越えた何かになりそうな予感なのでそれはつまり期待&不安。とりあえず今はウェブ・サイトをつくっている。「キャンプ」には大抵ウェブ・サイトはないが、フェスティヴァルには大抵ウェブ・サイトがあるのだった。友だちにその話をしたら「やっぱり、横スクロール?」と聞かれて冷や汗。デザインも言葉遣いもテンションも「hihumiyo.net」に似てしまわないようにしないといけない。もちろんあんなウェブ・サイトおいそれとつくれないですけれども。とにかくやってみる。



・それにしたって何をどのようにすれば、みんなが楽しく、そして誰よりも自分が楽しく、そして楽しいだけでなく(ほんの少しだけ)「何かひっかかりのようなもの」のある集まりをつくれるのか。自分にとってのイメージはあるのだけれども、そんなことよりも実際は、色々な人が色々なかんじで来るのだ。その「色々なかんじ」を損なわない集まりとは何だろう?考える。



・そうして考えながら車を走らせて夕方には高尾に帰ってくる。ドライ部は終了。というところで偶然にもT夫妻の家の庭ではさつま芋が収穫時期を迎えているらしいので、急遽芋掘り&急遽焚き火。驚くほど突発的で素早い展開。さんまも近くのスーパーへ買いに行き焼き食べる。それでもまだ8時。ちゃんと準備をする部分と、このように即興的なアレンジとが、適材適所織り交ぜられた集まりが良いなぁということを確認して、9時には解散。そのような秋の夜のダイアリー。