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  映像研究

そうしてあの11月も始まった。

 
・11月も始まって普通に続いていく毎度の備忘録。秋深し。極めて思わせぶりな台風だってやって来た。そういえば10月は日光を浴びた記憶がほとんどないような気がする。



・昨日31日日曜日は昼から業務。終了後にフェスのもうひとりの発案者であるSMDくんから連絡あり、新宿にて合流してとりあえず毎度のBERGへ。夏の思い出のビア・チケットを名残惜しくも使いつつ意見交換していたところでアートの人・Rくんも合流。毎度毎度の「石の家」へ移動して飲食しつつ引き続き意見交換。Rくんからのフェス・よくあるQ&A、に答えるかたちで進行。とりあえず「それは何の集まりなのですか?」という質問にちゃんと答えられなければいけないことを再確認。あとtwitterでつぶやくべきかという問題。更にその後終電まで駅前の「店内に招き猫しか置いてないバー」で飲みつつ後半戦。「0円ハウス」「佐々木中」「芸術人類学的なもの」「うさぎ!」及び「ひふみよ」「素人の乱」……ここ最近から数年間の色々なキーワードが出た(と思う)。良いタイミングのミーティングだった。母校の文化祭の後の宴に参加できなかったのは少し残念。



・週が明けると同時に新しい月も始まる11月1日の月曜日。部屋を片づけたり、積み上げられた関連書籍を読んでみたり、『Q10』第3話を観賞したり、『EARTH RADIO』の沖縄の回を聴いたりしていると時間は案外すぐ過ぎる。マーマーマガジンの黒柳徹子のインタビューが良すぎた。昼過ぎにT部長から「椅子をつくるための竹が手に入らず」という連絡あり。どうにかならないものだろうか竹、と思う。そしていろいろ考えて明日2日の山登りの計画はお断りしてしまった。せっかく晴れそうなのでその間にやっておいた方がいいこともあるような予感のもとに断念。夜久々に走る。荻窪-高井戸間に住んでいた頃はかなり頻繁に走っていたのだけれども、考えてみれば高尾に越して以来初めてかもしれない。小一時間走ってふらふらで帰宅する。



・そのように始まった11月。せっかくなので月末の集まりまで久しぶりに毎日備忘録できればなと思い立った。そうして後から「ああ、あのフェスティヴァルを考えていた11月はあのような毎日であったのだな」と思い返すこともあるかもしれない。ないかもしれない。いつにも増して完全に自分のための備忘録になるかもしれない。それにしてもまったく同じようなことをtwitterでつぶやくのはどうにも気が引けるのだから、それはもう「向いていない」のかもしれない。「こんな本を読んだ」とかつぶやくのが殊更偉そうな気がしてしまうのは、殊更偉そうな本を読んでいるせいかもしれない。あるいはまた別の理由かもしれない。しかしそれはもう仕方がない。