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  映像研究

寝ながら学べる。

 
・徒然なるままに梅雨明け。気がつけばあまりにもあからさまに夏。皆さんがいかがお過ごしなのかは一切わからないですけれど、こちらは完全に夏を先取り。夏風邪をひいた。高熱から喉の痛みへとフェード・インしたかと思えば、鼻が馬鹿になる。匂いがすっかりわからないのに味覚だけはしっかりとしているから、すべての食べ物の味が濃くてたまらない。こういうことがまた人間の感覚の妙ですね。



・そのような日々にちょうど職場の後輩から「あえて、いまこれ、どうですか?」と強制的におすすめされた、内田樹の『寝ながら学べる構造主義』が枕元(氷枕)にあったならば、寝ながらそれを読んでいる。「フーコーねぇ」と思いながらうとうとして、はっと起きて着替えて(寝汗)「ラカンもなぁ」とか思いながら、そんなようなかんじで「構造主義」を学んでいる。学んでいる、ということにしておこうと思う。関係ないけど小沢健二は高2で『狂気の歴史』らしいからな。そういう人は30手前で『ある光』に到達するのか。そうなのか。



・いよいよ来週に迫った山部部長ことYくんとWちゃんの結婚パーティーを前にいろいろと打ち合わせをする日々(家が近いから)。2人はどうしても『シッカショ節』で入場したいようなのだ。僕を除く多くの友人は「し、しっかしょ…?」と首をひねるが2010年の大衆音楽はそうなっているのだから仕方ないという理由で諦めてもらおうと思う。あとはどれだけスペシャルで手づくりなパーティーが運営できるかだ。それはもうプレ・フェスとしてできる限りのことに挑戦してみようと思う。だって楽しいから。