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  映像研究

もうすぐ休み。なに休みかというと秋休み。

 
・スケジュールを少し工夫してみた結果、連休明けから月末の手前までまったく業務をしなくてよいことになった。厳密には完全に他の人に「投げている」のではあるけれども、そういったこともひとつの工夫なのだということに気づいた2010年秋。それ自体は何でもないことである。「休みを取る」というのは別に大層なことではないのだけれども、半月仕事がない、ということの不思議さ。それも何か特別な用途があって(例えばハネムーンとか。したことないですけれども。)休暇をもらう、ということではなくて、単に「予定がない」ということのクリエイティヴさ(どうにでもしようがあるという意味で)にくらくらしている。くらくらしているうちに終わってしまわないように気をつけるための備忘録。2010年の秋休みがもうすぐ始まる。



・そうして空白の手帳を眺めながら、さて何をしようかと考えている。普段金土日曜日が業務という「一週間単位で見たときにコウモリのような生活」の自分にとって、週末の催し物に行けるということは楽しみで仕方がない。例えば来週の日曜日には日比谷公園で「ベジフリ」という楽しそうなイベントが行われるらしいので、そういうところに行ってみるのもまたよし。あるいは旅行はどうだ、まるまる東京以外の場所で過ごす、それも国外旅行など行ってみるのもよいのではないか、とか考えていたりしたのだけど、実際のところはもう少し心静かなクリエイションの可能性を探している。たとえばアルコールの摂取量を極端に減らしてみるとか。早起きとか。料理とか。そういうことが一番「実験的」であるような気がする今日この頃。それでももしも人と会ってしまったならば恐らくは乾杯などをしたりするのだろう。それもまたよし。休暇がやってくる。