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  映像研究

僅かな時間

・202212311602。自宅のデスクで。気がつけば2022年の残り僅かな時間にいる。いつでもそのように思いながら、つまり時間が経つことそれ自体に驚き、あるいは急かされ、時々励まされながら、生活をしている。

 

・6時に起き7時に作業を始めて朝食。家のあちこちの布を洗うことおよび大掃除の続きを挟んで作業。こうして作業をができたことで一応1月4日締め切りの作業の目処がついた。思い返せば、目処をつけることの大切さを学んだ一年だったかもしれない。そして色々な場所で書いていた一年だった。自分の作業ができることを文字通り有り難いことと思いながら、そろそろ閉じる。

 

・夕方の日差しが目の前の家の外壁に反射して、カーテンの隙間からすっと入ってくる。部屋の入り口に積まれた本の上に置いたマフラーに届く。その様子をiPhoneで写したら、今日の作業は、今年の作業は、もう終えても良いと思えた。

 

・日記を書くことを続けてみて、その継続が自分の態勢をつくり、しかしそのこと以上に、他者の日記の言葉を読むことに不思議な力を得た2022年だった。色々な人が色々な場所で何事かを考えて生活をしている。その感触。様々な形をした思考と言語の自由。それを浴びるように受け取りつつ生きていた。星を送り送られることも面白い。直接お会いした方も、そうでない方も、来たる2023年が良い年になりますように。

 

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