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  映像研究

・続ければ続けるほどに疑わしくなる。疑問をもつあるいは批判する。それは否定や攻撃ではない。問い直し吟味する営み。それを自分に向けて、ぐにゃぐにゃする身体をかろうじて支えているように思う。立ったり座ったりしている。

 

・明後日からはじまる授業の教室をセットして、このように団地の集会所で行うお稽古ごとのような場で良いのだろうかといつも疑う。この場所を私の部屋のような場にすることの良し悪し。自覚して、当たり前と思わず、借りているこの場所もいつか、あるいはいつでも、返せるようにしておく。ことが自分を新しくする。

 

・毎年繰り返している業務も、いったいあと何年(何回)できるのだろうかと、実現性を想定しながら問うことで、貴重な経験の場と思える。とっくに折り返し、終わりは見えていると思うことで。業務のみならず健康の貴重さを何度も思い訴えたい春。かなり命を燃やしている。

 

・家族が出張から帰宅して、互いに忙しく帰宅したから、簡単なものでも、出来合いのものでも、夕食は楽しい。出張の仕事について話を聞き、映像を見せてもらい、そして想像しながら、少しずつ意識を失う。