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  映像研究

・ぽっかりと空いた年末の一日。少し前からこの日の業務は同僚にお願いできる段取りではあったが、直前で何か不測の事態が起こってもおかしくないと思っていた。思っていたというか、思っていれば、もしも出講することになったとしても、すんなり納得できると考えた。けれども結果的には、多少の遠隔的業務連絡を送ること以外は自由な一日になった。

 

・この自由をどう活かすか。午前は大掃除のようなことをする。リビングの窓を拭いてカーテンを洗うなど。窓を拭くと一挙に年末感が来る。冷たい空気を招き入れながら。

 

・午後は家族と外出する。まずはリサイクル店に着なくなった衣料品を持ち込み、その後酒屋で買い物。そのままドライブ。16号を福生方面へ。途中立ち寄った古道具屋でシンプルな皿を購入。さらに北上して今年最後のアウトレットへ。ふと手にしたカルーゾのズボンを購入するかどうかしばし熟考する。購入しなかったことよりも即断できなかった残念さがある。何事かを判断する力がなかった。その後スーパーに寄り年末年始のビールなど買い帰宅。

 

・昼にはハンバーガー、夜にはピザを食べた日。「アメリカ人みたい」と偏った見識を家族と話す。

 

・力とともに気を抜いて一日を過ごした。きっとこのような日があっても良い。気を抜いたことにより各種の事故がなくて良かった。明日から数日が年末の最後の業務の山場。踏み越えれば新年と思う。