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  映像研究

風邪か

・起床時の不調で諸々の考えを変え、日曜日でも開いている病院を調べて家族に付き添いをお願いして直行。検査する。「コロナでもインフルでもないです」と伝えられて安心するも、検査結果を待っている間に廊下のソファに座っていれば、診察室から全く同じフレーズが何度か漏れ聞こえてきて、コロナでもインフルでもないが少々厄介な風邪が流行っているのだろうことを知る。風邪とは何か。そしてこのように内科を受診すること自体が数年振りかもしれなかった。

 

・診察の最後にお医者さんに「休んでくださいね」と言われ、咄嗟に含み(それが難しいんですよね)のある笑いで返すと、もう一度、ほんの少しだけ強い口調で「休んでください」と言われた。その言葉の中に微かに潜む「私は忠告をしていますよ」というニュアンスがこれを書いている今もずっと残っている。人の行動を変えるのは、このような言葉のニュアンスであるかもしれなかった。

 

・薬を飲めば症状は落ち着く。少し眠って。

 

・夕方から業務へ。贅沢と思いながら駅まで車で。顔を合わせるほぼすべての人に体調を心配されて、いや大丈夫ですほんとすいませんなどと返しつつ、平常の業務と並行して明日一日を休むための準備をする。こういう時に準備不足が顕になる。色々あっても最後に自分がボールを持てばそれでシュートを打てると過信している。そのシュートが確実に得点に繋がると愚かにも信じている。その弊害。弱ってみてはじめて気づく。反省は次年度の仕事に活かしたい。

 

・22:30に帰宅すると家族がお粥を作ってくれていた。感謝しつつそれを食べてすぐに眠る。明日は回復のための一日。