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  映像研究

何をどのように

・202304212122。帰宅する京王線で書いてみる。夏のような陽射しと気温に皆汗をかいている。自分はそれをちょうど良い、と思った。身体の芯にずっとあった凍った部分が溶けていくように感じられる。少しずつ体温と気温が近づいている。

 

・「何を考えていますか」と問うことも業務の一部。「何を考えていますか」の次には「どのように考えていますか」と問うかもしれない。もちろん「何を」と「どのように」は切り離せない。その問いに対して実感を伴った声を聴くことができれば、ひとまず良いのだと思う。目の前の相手を低く見積もることなく、しかしおそれを感じすぎることもなく、言葉を交わすためには、どうすれば良いのだろうかと今も考えている。

 

・そういえば、必ずではないが、人の顔をすべて見ることをしている。マスクをせずに会話をしていることがある。

 

iPhoneのスクリーンをつるつるすることをなるべく止めて、MacBookのパッドに触れることもできる限り減らして、生活することも心がけていた。思い返せばこれまでも春には身体が軋むような痛みがあったのだから、今年はそのもとを辿ってみようと思う。思考と動きにおけるそれぞれの、あるいは重なる地点の「習慣」を見つめている。