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  映像研究

台風のような

・202011202129。帰宅する京王線で書いても良い。のぼせそうな陽気。強い風。季節の進行に逆行するような気候も飲み込みながら変化するのだろう。ウィルスの状況について、積極的に無視するのではないけれども、ニューノーマル、という以上に強く意識を向けないようにして過ごしてきた数ヶ月だったのかもしれないが、このように大きく報道されるようになったならば、再び意識をせざるを得ない。その意識は都市で生活していることに紐づけられているように感じる。私の身体は個体であると思うが、それとはまた違うことも考える、かもしれない。どのように違うことなのかは、すぐに定められない。この状況と、予想される状況を思いながら、では何かを準備することはできるのだろうかと問うてみる。