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  映像研究

諸々

・202304142145。帰宅する京王線で、春の中腹を感じながら、書いてみる。

 

・久しぶりに業務中に「目が真っ赤に充血してますけど大丈夫ですか?」と聞かれる出来事。「大丈夫じゃなさそうかと思いますが、よくあることなので大丈夫です」と応えてしかし、声をかけたくなるほど明らかに「大丈夫じゃなさそう」が常態化していることは大丈夫なのか。この出来事が不安を呼ぶのは、きっと多くの人が声にせずとも危険を感じていたであろうことが想起されるからでもある。

 

・目と手と頭脳の健康を思う。

 

・午前中は家で本を移動し、午後は職場で本を移動する。棚に並んだ本を取り出し積み上げる。または積まれた本を棚に並べる。大規模に減らした方が良いのだろうか。一文でもかつて自分の心を捉えた本を処分することは難しい。そうして並べると積むを繰り返している。本とはいったい何かを考えざるを得ない。

 

・「(業務の一環として)他者の話を聴くこと」について考えるきっかけとなる出来事があった。どうすれば、どのようであれば、他者の話を聴いたことになるのだろうか、という問いは果てない。少しずらして、あるいは手前に戻って、役割を一旦捨てて、自分はそもそも誰の話を聴きたいだろうかと問うてみてもよい。具体的にいくつかの状況を思い浮かべながら、その言葉/声を聴いているときに、自分は何をしているかと考えている。