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  映像研究

3年後の記録

・後から書いておく週の前半の記録。今日は何かの日付だっただろうかと思い返して日記を辿ってみれば、3年前の2月7日に「毎日日記を書くこと」を思いついたようだった。だから2020年2月7日は確かに特別な日付だった。1日遅れてそのことを思い出しても良い。

 

 

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・2020年2月7日に自分は、一年間の授業運営業務が終わることを、そして時間割から解放されて自分の興味関心に従って行動できることを、「旧正月」と形容していたようだった。その直後にはコロナの気配が迫りその日々を記録してみていた。2020年はきりが良いし、とも思っていた。ほどなくして論文を書く自分の作業がはじまりそれも記録してみた。いま、その記録をはじめた3年後に居る。「毎日日記を書くこと」の役割が終わりつつあることを感じながら、同時に、あらためて、もう少しだけ続けてみるのも面白いかもと思っている。

 

・ちゃんとして見える、いわゆる「セットアップ」を求めて衣料品のリサイクルショップに行き、全然必要ではない、古い、おそらくは80年代後半から90年代前半のコムデギャルソンのセーターを衝動買いするなど。

 

・引き続き移動中は蓮實重彦『ショットとは何か』を読んでいた。せっかくなので新書の『見るレッスン』も並行して。これをきっかけに本棚から引き抜いた、小松弘『起源の映画』に再び挑んでみたい。あるいは拾い読みでとどまっていた佐藤真『ドキュメンタリー映画の地平』も。書く作業から解放された先に読みたい本が(文字通り)溢れている。

 

・8日は昼まで家で過ごし午後は業務。業務の殆どが新しい年度の準備に向かっている。春へ。

 

・家族が先月いただいたという花束がドライになりつつある。半生。カーテンレールに吊るせば、光を透かして色と形が浮かび上がる。「時間を止(と)める」もしくは「時間を留(とど)める」ということについて、ぼんやりと考えているように思う。

 

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