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  映像研究

エアコンをつける

・202107202001。今日の作業を終えるタイミングで書いても良い。久しぶりに一日家にいた。10:00から昼休憩を挟んで午後15:00くらいまで友人とオンライン勉強会。引き続き写真史について考える機会。夕方は少し業務の作業を挟んで論文作業。各種のニュースに意識を持っていかれそうになりながら、一日を終える。

 

・エアコンの冷房を今シーズン初めてつけてみた。熱中症の危機を感じるほどではなかったけれども早めの対策として。室外機からの熱風がベランダの植物を襲うから使用は最低限で。扇風機と小型サーキュレーターも並行して動かしながら。途中で水浴びしてもよかった。いずれにせよこの時間(20:00)になるとかなり涼しい。

 

・7月20日という日付は、中学生や高校生のような者ではなくなった今も、夏休みの始まりの日あるいは学期の終わりの日として認識されている。あさがおの鉢を抱えて帰るようなことをした記憶はないが何かで見たイメージによって体験したかのような気になっている。通知表を父親に見せるときの感じはまだ覚えている。褒めるのが下手な人だったのかもしれない。含みを持った褒めている風の反応の嘘に子供は敏感だから落ち込むことがあった。しかしそのような落ち込みは一瞬で消えたのではなかったか。特に夏ならば暑さや眩しさと何らかの楽しげなイベントですぐに景色が上書きされた。

 

・夏の東京。大阪。岡山。蓼科。それぞれの記憶を少しだけ思い出しながら。夏の色々な段階を想像している。去年の夏の象徴的な一日の日記を辿ってみる。それはとりたてて大きな出来事のない8月3日だった。ピチカート・ワン『前夜』を聴きながら一人ドライブした記憶だったが日記があることによりそれが記憶の捏造だということを知る。ソフトな捏造。あるいは創作。その日からもうすぐ一年が経つ。

 

 

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