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  映像研究

・202206302304。水泳が得意ではないから体感的な比喩でもない単にイメージだけれども、プールの壁に触れてくるりと体勢を変えて、もう半分泳ぐ。その折り返すアクションの時間帯が今もしくは今日の一日だった。しばらくはこのスピードを落とすことなく泳ぎ続けなければならないから、振り返る余裕はない。しかし着実に過去は消えている。あるいは増大している。

 

・この数日一日中暑さのことばかり考えていて、日頃は異常気象、などとあまり考えず、多少の異変を感じようともこれもまた然るべき振れ幅のうちだろうと思う方だけれども、例えば今日の気候はそういう惰性の考えを壊すほどの勢いでぶつかってくるように感じられる。熱が衝突する。そして思考させる。この暑さは一体どういうことなのかと。

 

・通常業務を終えて、22:00までの会議も終えて、会話を制御できる状態になく、これは本格的な夏バテなのではと思ったが、それ以前に空腹かもしれない。今日眠って起きたならば7月。