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  映像研究

消える時間と消えるデータ

・後から書いておく記録。月曜日から金曜日までの時間が消えたなあと思いながら帰宅した。そして1~2月の全4週間の業務の繁忙期の半分が過ぎた。なんとか持ち堪えているのか。すでに零れてしまっているのか。わからない。日曜日は業務に行かなければいけなくなってしまったから(雪の予報!)、明日土曜日が唯一自分に許された時間だ。少しでも自分の作業を進めなければいけないと思う。今日の不思議は、使おうと思っていたイラストレーターのデータが見つからなかったことで、ノートPCのデータを隅から隅まで、外付けハードディスクを隅から隅まで、最近使っていなかったUSBメモリを隅から隅まで、と探すが見つからない。帰宅して家の古い外付けハードディスクを隅から隅まで、さらに旧macbookも立ち上げて隅から隅まで調べるが、見つからない。小一時間もあれば作り直せるデータではあるのだが、消えたことが不思議すぎて本気で検索してしまう。結果的に貴重な力を検索と思い出すことに費やしてしまう。データは消えることがある。クラウドもタイムマシンも活用していない自分にとっては消えたデータは何の足跡もなく闇に溶けたように感じる。そのデータをプリントアウトした紙片はここにあるのだが。そのデータを操作する感覚もこの手に残っているのだが。