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  映像研究

最後の波というものはない

・202101212016。帰宅する京王線で今日の出来事を暗号のような文章で書いても良い。体調に少しの不安を持ちながらも日々を活動的に過ごしている。昨日の目標だった、業務における酔拳的な術=発話には全然届かなかったが、少し力を抜いて、あるいは、力の入れどころを絞って、はたらくことができた。できたということにしておきたい。

 

・波が押し寄せるのを感じる。2011年以降、環境の変化を、押し寄せる波としてイメージすることがある。それは主に職場の人の動きに関することで、組織の中でそれなりに長くはたらいていると、人が入ったり出たりするのを、定点観測のように見ている、という感じがする。面白いもので、などと言えないことがほとんどだけれども、一人の人が動くと、その影響が波紋のように広がる。大抵は直後には波立つが、しばらくするとそれが新しい普通になっている。

 

・2011年の3月11日からずっと続く出来事というものがあるのか。そういえばもうすぐ10年経つことを思い出した。何度も波が来る。これが最後の波かと思うけれども、波には最後はない。

 

・そうしたいくつかの出来事に気持ちを持っていかれて、またいくつかの判断を誤っているのだろうか。自問していると一月も3分の2が消えていた。