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  映像研究

テーブルの奇妙なダンス

・202101062340。ドキュメント何十時間かの労働のタームを終えて帰宅した家で何をするか。缶ビールを飲みながら夜食のような夕食を食べつつ、NHKオンデマンドで「100分de名著」の『資本論』の回を視聴する。2021年に読む『資本論』とは何か。そこから何を引き出せるだろうか。『資本論』を読んだことがないなりに『資本論』について考えたのは、日記やメモや備忘録を書き始めた2000年代後半のことで、しかしその頃に断片を読んだこととはまた違う体勢で『資本論』から何を読み取るのだろうか。

 

・その番組を見終えて続けて「欲望の資本主義2021 格差拡大 社会の深部に亀裂が走る時」を流してみている。

 

・経済について、雇用について、賃金について、需要について、失業について、語られる。そして、法について、権利について、権力について、制御について、テクノロジーについて、考えることもある。監視や管理についても。