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  映像研究

水が出る

・202004110809。昨日の出来事を記録しておくことから一日が始まる。4/10(金)の午後。昼に車の契約に関する一式が郵送されてきて、あ今日は金曜日と気づき平日の間に書類を取るため車でまず三鷹に向かう。書類を持って多摩センターへ提出。しかしここで凡ミスが発生。三鷹で貰った書類に自分が追加で記入した部分の訂正を二重線でしてしまいその二重線の訂正印を貰うために再び三鷹へ。残り少ないはずの現車でのドライブの時間はそれはそれで良かったが、一方で完全に時間をロスする。とはいえ今日できることはすべてできた。途中で思い立って時々行く喫茶店で珈琲豆を買う。こういう状況だからこそ出来る限り好きな店で買い物をしたい。

 

・車で移動中に救急車とすれ違うたびに何かを想像してしまう。こんなに日中に救急車は走る者なのだろうかと考えてしまう。気にしすぎだろうか。

 

・18:30に帰宅してそのままzoomで一時間半ほど業務の会議。というかzoomの使い方を職場の数人で模索する時間。背景に垣間見えるそれぞれの暮らし。あるいはバーチャル背景に垣間見える自意識。強制的にコミュニケーションのインフラが整備されていく状況は不思議だが何かフロンティア的な高揚感もある。「水が出る」とか「電気が通じる」といったインフラがやってきた時の興奮はフィクションの中のイメージとして共有されている。いま、普段そのような方法で会話しない人との間にzoomが介されることも、それに少し似ている。そうした新しさにもすぐに慣れて(あるいは飽きて)しまうのだろうか。とりあえずこれから3日連続でzoomによる会議、代替授業などが行われる。自宅から。家という空間で言葉を発することと教室という空間で言葉を発することの間の、どのあたりに自分の声を定めれば良いのか。全然わからない。

 

・そのように考えていたならば一向に進まない研究および語学。辛うじて読書を再開できた。