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  映像研究

新しい画面

 
・新しいコンピュータの新しい画面を前にして、知っているはずのウェブページのレイアウトがちょっと謎な感じになっていたから、思い立ってデザインを変えてみた。デザインを変えると、フォントを変えると、サイズを変えると、文字の詰め具合を変えると、文体がまた違った感じに思えてくることも不思議だ。しかしあらゆる表現のニュアンスが、その表現の基盤となるテクノロジーとともに有ることを考えれば、文章もまた文字とそれを並べる平面とともに有るはずだった。


・実家のリビングでこのテキストを打っている。隣のベッドには父親が寝ている。これまで色々な不思議な出来事が起こって/起こり続けて、色々な不条理な出来事が起こって/起こり続けて、いまの時間がある。そういう不思議をやはり記録しておこうと思う。テレビの放送では都知事選の話題が流れていた。


・2月に業務が一段落したら「映像のテクノロジーの側面」について個人的に研究してみようと思った。本屋で立ち読みした『WIRED』という雑誌に「ダグ・エイケン」というちょっと懐かしい名前を見つけて、今の映像メディアの雰囲気を感じた。そういう事柄について知りたいと思う。