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  映像研究

地図

 
・「地図」を探しに八王子市の中央図書館へ行く。「白地図のようでいて/白地図のようでもなく/都市の名称と山と川くらい掲載されているような…されていないような…」というスーパーアバウトなのにスーパーピンポイントな検索(質問)に対して図書館の方は非常に親切に対応してくれた。次から次へと「これはどうですか?」と色々な種類の色々な地図を出してもらいつつ「これ、…はちょっと大雑把すぎますね」とか「これ、…はちょっと細かすぎますね」とか「これ、…はコピーはできないんですよね?」などと言う自分は相当に迷惑な利用者だったかもしれない。結局その後新宿のジュンク堂に行って、見た感じ一番ニュートラルかと思われる地図帳を一冊購入してみた。そしてせっかくだからと『子どもと昔話』の新しい号と國分功一郎という人の『暇と退屈の倫理学』も購入。『子どもと昔話』はともかくとして『暇と退屈の倫理学』はどう考えても今読む本ではないような気がするけれども、ウェブの連載を楽しみにしていて、その続きを読みたかった。「生命の維持に全く必要ではないような種類のアクティヴィティ」の準備にいそしんでいる今読むとどうだろうかと思うけれどもしかし読む。ページを開いてしまったときがその本の「旬」だから。そしてこれは『トータル・リビング1986-2011』で言うところの「欠落」について書かれた本なのかもしれないと思いながら読む。その後御苑業務の引き継ぎにちらっと行って夜は三鷹台の某事務所にて各種相談。25時帰宅。