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  映像研究

肌寒さとは

 
の季節になると少しそわそわする。この朝晩の肌寒さを東京の西の方で知った。そして今もそれを感じながら生活をしている。


・熊本の友人から野菜が届く。段ボール箱を開ける時いつも思う。この思うことは何だろう。通信には畑の様子が書かれていてそれを読むことも楽しみ。自分の知っている限りのその畑の周辺の光景を思い浮かべる。朝晩は寒いのだろう。東京の西の方の感じとは違うのだろう。その気温それ自体が作物を育ててもいる不思議。不思議を思い、思い返すことの方へ、しばし意識を送る。


・いまとここに戻ってきたならば、デスクには積まれた本、本棚には並べられた本。人は強いが脆くもある。力と時間は限られているからそれを適切に使うことを考えている。食べて、寝て、何度も回復しながら。中断して読書。