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  映像研究

今日の出来事(可能なかぎり詳細な日記として)

 
・11月5日は金曜日の今日の出来事。午前中は日向でリンゴを食べながら読書。エンデの『モモ』を読んでみる。こういう誰もが確実に読んでいるであろう本をこっそりと全く読んでいないのが自分だ。あるいは自分の中でも読んでることになっていて話を合わせてたりするようなことが非常によくある。そんな本を今このタイミングでこそ読もうと思う。


・昼前には月末のアクティヴィティを行う現地に再度確認のTEL。PA、窯など諸々OKで良かった。昼食は駅前の「あさかわ食堂」で志の高い日替わり定食。この間昼食を食べにいったときのこと。お客さん「今日のお昼の定食は何ですか?」食堂「魚のフライと、肉じゃがと、てんぷらと……」お客さん「じゃあ、フライで」食堂「いえ、全部入ってるんです」お客さん「???」・・・というような、いや、その気持ちわかるなぁ、というかんじのやり取りがあったけれども、確かに全部入っているのです。30品目なんてケチなことは言わない、言わせない定食。しかも700円。高尾七不思議。


・それで京王線を乗り継いで下北沢へ。「モルディヴ」で珈琲豆を買い求め、隣の古書店にて探していた書籍を購入し、向かいのセレクト・ショップをちら見したならば新宿へ移動。BERGでコーヒー飲みつつ今日読んでいた本は『環境の思想家たち 上 古代-近代編 (エコロジーの思想)』。題名の通りの本なのだが、ソロー、ジョン・ミューアダーウィン…etc.などのバック・ボーンをここらへんでちゃんと整理して理解したくなったのだ。ちなみに日本からは唯一「松尾芭蕉」がノミネート。しかし(環境の思想家としては)完全にノーマーク。


・夕方からの業務を終えて夜は「会談」。ほぼ10年ぶりくらいになる従兄弟とその家族と会う。ちなみにtwitterが再会の縁でもある。すごいなtwitter。それにしても小学生くらいの頃は長期休みのたびによく遊んでいたひとつ年上の従兄弟は今や職業「政治家」ということになっている。そんなこともあるのだなぁという感慨。たとえば「写真家」と晩ご飯を食べても「写真の話」をしないことが多いように、「政治家」とも「政治の話」は全くしなかった。普通の親戚の近況報告。聞いてみたくもあったけどな、「政治家って普段何してるんですか?」的な子ども電話相談室みたいな質問とかも。しかしながら従兄弟は高校生くらいの頃と比べて全然「違ったふう」になっていなかったのでそれがすごく良かった。じゃあまたと駅で別れて、24時前帰宅。