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  映像研究

迫りくる溢れ出しそうな10年代を待ちながら走り抜ける備忘録その4

 
・一年間がぐるりと一周するその一点に引き寄せられるようにして加速する年末の(冬の)日々よ。寒さも睡眠不足もそれはそれとして進んでゆく日々。140文字では呟ききれぬ日々。昨日初めて「ヘパリーゼ」というものを処方しましたが、それが効いたのかどうかはわかりません。ただどうしたわけか手のひらにじんましんのようなものが出ている。



・業務の中のちょっとした年末恒例の出版業務(のちょっとした準備)が思いのほかちょっとした事ではなかったことから日々慌ただしく過ごしております。6時起床、7時に家を出て、何やかやで23時帰宅、24時のインターネットを経て、25時就寝、そのルーティン。時々少し早く終わった日などは新宿駅ビルの「本屋一番」にて雑誌などを購入。思想書としてのspectator、実用書としてのヤマケイJOY、完全に娯楽としてのHUGEだって購入したならば、帰りの電車にて眠りながら読む。



・26日は業務終了後に中央ラインを下りかけて荻窪駅で途中下車して09年ラストささま。今年も大変お世話になりましたささま書店の100円本棚からごっそりと書籍購入。その後某小金井はカレー店I・Fの忘年会。スパイシーな料理を喰らいながら忘年したがっている若人が東京中から結集。何だか久しぶりのメンバーで24時まで飲食。また精霊(スピリチュアルではない)の話をしてしまってやや反省する。



・ああ、早く明けてくれないだろうか。明けてくれさえすれば色々なことが一気に新しくなるのになぁと思う日々。年々正月に夢中で、正月に色々なことを新しくするために日々生活しているような気すらしてくる。それにしても早い。ドラえもんの道具に「時間が流れる速度を見せるためのたいまつ」のようなコンセプチュアルなものがあったように記憶しているけれども、あれを見せられているような気分だ。臼と杵の手配あるいは発注は急務だ。正月最初のアクティヴィティとしての「MO・CHI・TSU・KI」だってすぐこの境の向こう側で待っている。限りなく近い未来。