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  映像研究

業務、仕事、山登り

 
・七月もあっという間に下旬。そして圧倒的にうだるような何か。ないし日々の継続的な業務。それらの事柄によって日本語も完全に覚束ない状態の今日この頃。備忘録を書くことなんてない日々こそが本来的な意味での充実した生活である的なレトリックとは全く関係なく、暑さの下、忘れるようなことは忘れる。しかし覚えているべきことは、きっと覚えているはずだ。


・24日(木)は、久しぶりの休日を高尾にて過ごす。それは、突然思いついた「生活・一斉・リニューアル」という、ある種の(持続的な/実験的な)フェスティヴァルについてのリサーチ。それにしたって、いわゆるひとつの盆地の異常な暑さ的なものに、一瞬完全な脱水症状で命からがら実家に避難し、仮眠。その後、新宿で30分間のマウンテン・ミーチングを済ませて、日付が変わる頃には、ひょんなことから発生した、深夜の撮影仕事的なものに向かう。


・そして翌25日(金)は一日ぶりの業務。昼下がりのレッド・ブルには約3時間の効能があることを思い出した本日。読みたい本も、考えたい事柄も、打ち出しておきたいコンセプトも、諸々あるものの、すっかりそれどころではなく、明日からはいよいよマウンテン。隔週で「南アルプス」に登っております、というあたりで、今までは笑顔だった「半径中くらい」の友人知人の表情が一瞬曇るのを、横目でちらっと見て見ぬふりも上達中。そのようにして、慌ただしくも「北岳」という山に登ろうとしている。