&

  映像研究

確認です。確認します。

 
・一応(自分的に)確認しておきたいことは、買った本をほとんど(全然、に限りなく近い)「読んでいない」という事実です。朧げな記憶ですがかつて、かの浅田彰という人がどこかで「本は手に入れること(まで?)が大切だから、買った後は枕元にでも積んでおけば良いのだ」というようなことを言っただか書いただかしていたものを読んで「なるほど、そうかも。良いこと言うなぁこの人。」と、いくらそんなふうに思ったからといって、本当にそうしても全く何も意味がないということは理解しているつもりなのです。一応。大人ですし。ちなみに関係ないけどすべて古書ですし。


・『都市の鑑賞法別役実
・『吉本隆明「五つの対話」
・『冒険図鑑―野外で生活するために (Do!図鑑シリーズ)さとうち藍文/松岡逹英絵
・『定義谷川俊太郎(もう一冊持っているものより古い版だった)
・『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだモフセン・マフマルバフ
・『日本という国 (よりみちパン!セ)小熊英二
・『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集中尾太一
・『飛ぶ教室 第8号―児童文学の冒険
・『未来への帰還―ポスト資本主義への道』 トニ・ネグリ/杉村昌昭訳(from amazon
・『ミクロポリティクス―ポスト戦後政治の読み方』 粉川哲夫(from amazon
・『無産大衆神髄矢部史郎+山の手緑(from amazon


・その他雑誌のバック・ナンバーは『現代思想2007年3月号 特集=笙野頼子 ネオリベラリズムを越える想像力』とか『吉本隆明と“現在” (現代詩手帖臨増)』とかを購入し、他には『中上健次―没後10年 (KAWADE夢ムック)』など。更に『別冊「本」RATIO 01号(ラチオ)』『別冊「本」RATIO 02』『別冊「本」RATIO 03』がまとめて安価で売られていたのならば、せっかくなのでそれらも購入し、あるいは某大型古書チェーン店に『クォータリー「あっと」9号』のようなものや『インパクション〈160〉特集 ボイコット―生活から世界につながる』のようなものを発見した場合は「Tポイントカード」をそっと差し出してそれらも購入する。そして神保町の「日本特価書籍小売部」という素敵な名前の店では、なんとなく買いそびれていた『VOL 01』を春休みの宿題用テキスト的なものとして購入。若干(でもないかもしれないけど)偏り気味のラインナップも、新学期からのお勉教の準備だと思えば、なかなか仕方のないことだ、ということにしておこうと思う。