・先週金曜日はMELTBOOKSことYさんと神保町散策へゆく。古書店巡りを目的として誰かと遊ぶことは珍しいので、お互いに購入する本をちらりと覗いたりしつつ春の東京。神保町から高円寺へ。そして最後は荻窪へとほとんど丸半日(!)の古本クルージング、あるいは古本トレッキングはなかなかにハードな休日の過ごし方。
・あるいはまた今週に入ってからもこの数ヶ月全然見ることができなかった古書店&新刊書店を時間をかけて見ている。そしてそこから色々と考えるべきことがわかってくるようにも思う。例えば比較的最近の都築響一という人の『BORO』という仕事から考えられることは「ひとつのものを直しながら使いつづけること」で、それは自分にとっては、何度でも立ち戻る場所のような事柄だ。そしてそれと鶴見俊輔の「限界芸術」のような概念のようなものがどのように関係してるのかというようなことを考えたりもする。
- 『限界芸術論 (1967年)』鶴見俊輔
- 『思想の舞台―メディアへのダイアローグ』鶴見俊輔・粉川哲夫
- 『批評空間 (第2期第18号)』
- 『アートと女性と映像―グローカル・ウーマン』岡部あおみ
- 『巻き戻された未来』藤幡正樹
- 『絵の中のぼくの村』田島征三
- 『ことばをもって音をたちきれ (1974年)』高橋悠治
- 『ゆきゆきて神軍―製作ノート+採録シナリオ』原一男・疾走プロダクション
- 『さらばコミューン―ある愛の記録 (1980年)』新島淳良
- 『民族服飾の生態 (1979年) (東書選書〈36〉)』小川安朗
- 『インディオの道』アタウアルパ・ユパンキ