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  映像研究

誕生

・2023年の8月7日は朝から業務。誕生日だった。誕生日が業務であった記憶がない。偶然にも数年のあいだ誕生日は業務の休暇と重なっていたから図書館で過ごすことをつねとしていた。けれども誕生日が業務であってもそれはそれで良い。新鮮な気持ちで新しい歳をむかえる。その新鮮さを思い出しながら書いても良い。

 

・よく寝て起きて7時に家を出る。職場に行く前にエクセルシオールで朝の30分。アップルパイとコーヒー。数日ぶりに論文のファイルを立ち上げ読み直すことができた。書く作業である以前に生活の中でつねに考えることをしたい。

 

・母からLINE。

 

・午前は慌ただしく業務。昼休みは余裕があったからオペラシティのさぼてんでとんかつ定食。贅沢。午後も引き続き慌ただしく過ぎる。

 

・妹からLINE。

 

・気づけば、家族に誕生日に貰った新しいカーディガンを羽織り、自分で特に誕生日と関係なく購入した新しいスニーカーを履いていた。これが2023年の自分なのだと思う。基本的には着たい服を着て生きている。

 

・夕方同僚に引き継いで少し早めに職場を出る。夕立がざっと降りいかにもこの季節らしい風景を京王線から見る。予約の取れない歯医者にピンポイントで滑り込み数回の治療の最終回。夏の後半のイベントまでに終わって良かった。

 

・帰宅したならば家族が購入してくれていたワインが届く。ヒトミワイナリーの身土不二2018。さっと焼いた牛肉や鰹とパクチーのサラダなど次々好物が並び感謝。唸りながら食べ飲めば21時には意識が遠のく。

 

・友人たちからメッセンジャーで貰っていた連絡に気づいたのは翌朝。

 

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