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  映像研究

急に終わる

・後から書いておく二月最後の月曜日の記録。二月は逃げる。あるいは消える。そう思っていた。そして思っていたよりもさらに素早く急に終わるように感じられる。今日は27日。

 

・午前中に新宿西口キンコーズでお願いしていた論文を受け取り正午に大学へ。事務窓口に図書館用の論文を提出する。大学での論文に関わる諸々はこれで全て終わり(と思う)。問題がなければ追って学位授与式の連絡を貰うことを確認したならば、来た道を引き返して新宿へ。

 

・午後は業務。春に向けて諸々準備することがあるが、それらのタスクを箇条書きすることがいまの仕事。データと物理的空間を片付けて、新しい未来の時間を直線で区切る。容れ物ができたならば、あとはその容れ物に必要な予定を入れることになる。だがその「必要な」とはそもそもどういうことか。年度が走り始めても随時更新はできるが、基本的なデザインはこの時期にすることになる。一年分の反省をいまここで思い出しながら。

 

・注文した雑誌『写真批評』が届き、移動中はそれを読んでいた。論文提出以降、特に二月に入ってからは、文字を読むことになかなか集中できず、且つしかし無理に集中しなくても良いとも思っている。少しずつ読み、書き、考えることを準備する。写真を撮ることを再開する。それらを並行できる態勢をつくりたい。