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  映像研究

・引き続き夏期休暇中。

 

・午前中は家で履歴書を作成する。昨年論文提出のために作成した履歴書のデータを開き、基本的にはその情報を流し込むあるいは打ち込み直す。当然だが、そして誰もがそうなのであろうが、履歴書に記す項目と項目の間に、自分にとって重要な諸々の出来事がある。それらをふと思い出しながら情報を作成する。年齢を重ねようとも、または重ねるからこそ、人間を言葉に、情報に変換することへの抵抗がある。とはいえそれは必要な作業だから、抵抗をはぐらかすように休憩を挟みつつ、ポッドキャストを流しつつ、午前中に終える。

 

・熱によって膨らむ空気のなかを外出。7月末から8月上旬とは別の暑さと思う。すっかり暖められているせいか刺すような日差しと感じないようにも思う。それはそれで危険。電車に乗ることも避暑。京王線と中央線と山手線を乗り継いで御徒町で下車。

 

・久しぶりにサンリミットへ。夏から秋へ移り変わる時期の服を手に取る。

 

・上野公園を歩き夏の夏らしさを感じながら東京都美術館へ。『うえののそこから「はじまり、はじまり」荒木珠奈展』と『マティス展』を続けて鑑賞する。それぞれの展示作品を見る中で、展示された作品の間を歩くことによって、はっとすること、思い出すこと、考えることがあったが、言葉にすることが難しい。それはとても個人的なことだから、と書きかけてみて、しかし個人的なこと以外の何かをこのテキストに書いているつもりもない。主観的に過ぎる、あるいは、自分の過去の経験や出来事を思い出し考えていて、それを作品と結びつけることに躊躇いがある、ということだろうか。いずれにしても、このタイミングで見ることができて良かった。

 

・新宿に戻って雨具のリサーチ。久しぶりに時間をかけてアウトドア用品店を見れば、そのテクノロジーの進展と生活様式の変化も分かるように思う。

 

・帰宅して夕食。

 

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