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  映像研究

提出した日の記録

・202211301956。帰宅する京王線で書いている。緊張が続いていることによるのか身体が痺れるような感じがある。力を抜いてその緊張を一旦身体から放ちたい。眠気と興奮の共存。各部位にコンディションを訊ねる時間も必要だろうか。

 

・11月の最後の日は昨日と同様に春のような、台風の季節のような、季節の流れに逆らう気候だった。くだる階段の踊り場のような数日、あるいは足踏みの時間。この冬は暖かいのだろうか。しかし仮に暖かい冬だとしても、さすがに明日からは、週末からは、来週からは、次々と寒気が流れ込んでくるのだろう。それに備える。

 

・日記を読み返して確認をした。最初の構想からおよそ2年半、よろよろと作業を開始してみて2年、本格的に生活が作業と一体化して約1年、くらいの時間をかけて書いていた文章を今日提出した。本当ならば昨日29日に提出する予定だったが、激しく反省する種類の出来事の結果、締切当日の今日30日に提出したことは、記録しておいても良い。忘れないように。

 

・以前からの想像では、提出した瞬間にあらゆる緊張から解放され、感慨的なものが溢れ出し、いきおい高い靴とか買いに行く感じと思っていたけれども、全くそのような雰囲気ではなかった。まだこの後もしばらくは諸々続き気が抜けないせいだろうか。辛うじて昼食に回転寿司を食べて(それもどちらかというと親知らずの痛みが酷く柔らかく冷たい食べ物として選んだ)少し打ち上げ気分を盛り上げようとしてみた。

 

・その後午後から業務へ。溜めていた明日からの12月の諸々に手をつける。4時間集中して、とりあえず今週末の業務は事故なくできそう。自転車操業。しばらくは、この崩れそうになったカリキュラムを手当てしなければいけない。

 

・追記。帰宅して小さく打ち上げる。家族が仕事帰りに前菜の盛り合わせを購入してくれていた。感謝。約一ヶ月半ぶりのアルコールは買いおいていたヒトミワイナリーのh3カリブー白。好物ばかりを食べながら時間を過ごしてほどなく眠る。