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  映像研究

引き継ぐ、次の時間

・202301272040。帰宅する京王線で書いてみる。朝少し遅れて家を出て10:00から11:30まで職場の最寄りのエクセルシオールで作業。その後業務へ。20:00までが一瞬で燃えるように消える。土日に家で作業をし、月曜日の業務を同僚にお願いするべく引き継ぎに注力した一日だった。考え得る限りの引き継ぎをすれば、深く息を吐きながら運ばれる今。引き継げたことに安堵と感謝。

 

・朝家を出た時に集合住宅の前の梅の木を見た。蕾の先に僅かに花の白い色が見える。この状態から、あとどれくらいで咲くだろうか。何度か雨が降り、寒暖差に揺さぶられ、風にあおられて、見つめられることで膨らむのだったか。記憶を辿る。

 

・電車で隣に立った人はイアホンで音楽を聴いていたのだろうか。次第にからだを揺らせて、ふと歌を口づさんでいるのが聴こえた。歌っているのかな。歌っているのだな。随分はっきりと歌っているな。何の歌か分からないけれども。人が歌う場面に久しぶりに遭遇した。自分もまた歌いたい。

 

・色々な事象がそれぞれに春を予感させる。実際の春は、ひたすらにうららかなだけでないことを知りながら、今は夢見るように、春という文字を見つめる。

 

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