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  映像研究

冬の終わりのイメージ

・202301281913。作業が途切れたタイミングで書いてみる。数日ぶりにデスクに向かうことができた。昨日までの自分(と同僚)に感謝しながら作業。午前は月曜日の審査会の確認のための連絡など。予想していたよりも発表の時間が少ないことが分かり、今週の平日の隙間時間で作っていた原稿を書き換える午後。

 

・昼食は久しぶりにレトルトカレー(エリックサウス)。『Over The Sun』を聴きながら。

 

・論文の提出前には過剰な集中力が親知らずの痛みとして顕在したが、審査会前の緊張は不気味な腰痛として顕在するようだ。きっと呼吸が浅い。そして未来=前方に対して圧力のようなものを投影しているように思う。抵抗がある。そのために日頃どういう姿勢で歩き座っていたのか分からなくなる。焦りながら「これもすべて自分」と思う。思うことにした。

 

・打ち上げ用のワインが届いた。目の前にぶら下げられる物はぶら下げる。

 

・Bialystocks『winter』を聴きながら、冬の中心から終わりへ進み続ける時間を思い浮かべる。来週は「立春」というゴールテープに向けた一週間になる。3月末から続いた一年間の授業運営業務も、きれいに2/4(土)で終わる予定。すべてが終わりに向かっている。そういう光景をイメージする。もう少しで峠の向こうが見える。

 

・HIMI『Hold on to your life』を聴きながら、『ケイコ 目を澄ませて』を思い出す。映像の質感として思い出している。そして透き通った空気と時間を突き抜ける力をイメージする。あの視線の、あの腕の動きの、力の、芯と似たものを、ほんの少しでも自分の内側に見出せるならば、この「もう少し」を生き生きと乗り切れるように思う。

 


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