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  映像研究

・202203212156。帰宅する京王線で書いても良い。8:30から21:30までがいつにも増して高速で消えた。業務に関わるさまざまな力を必要とするイベントの一日。

 

・説明をする。重い物を運ぶ。電話で事情を聞く。Photoshopで画像を加工する。チーム編成について交渉する。LINEで連絡をする。様子を見る。報告をする。

 

・自分が発することが可能な力を全て尽くして、それでも期待していたほどには片付かなかった。途方に暮れる、ほどではないにせよこれから20日ほどのスケジュールを相当に調整しなければ新しい年度を無事に迎えられないことが理解できた。

 

・書く時間と思考する時間が必要。同時に書くことと思考することから自由である時間も必要。それらを確保することを意識的に優先する春。

 

・行き帰りの電車では、千葉雅也『現代思想入門』を読んでいる。どこかのタイムラインで「驚異的なわかりやすさ」と書いてあり確かにその通りだと思いながら読んでいる。自分の作業がひと段落したら「現代思想」に「入門」すべく部屋の本棚に詰められた本を引き抜きたい。

 

・知りたいことも感じたいことも増大し続けている。

 

・「他者を待たせている罪悪感のようなもの」が自分の行動の要因あるいは原理の大半なのではないかと思う。

 

・一歳年齢を重ねることに適応すべく、様々なアップデートをはかっている間に二歳増えている。という感覚が10年くらい続いている。

 

・どのような状況であれ、人と話をすることは基本的に楽しい。楽しいと思えるからこそ、同じ職場で労働しているのだろうか。元来の楽観性が環境によって補強されている。

 

・色々な会話の断片を浮かべながら帰宅している。