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  映像研究

忘れる

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・202112211922。作業の集中が難しくなったタイミングで書いてみる。朝からずっと「冬至...」と思っていたが、冬至は正しくは明日12/22だった。だから今日は季節の底の一番深い地点の一歩手前、もう足先は底に届いている。そこからは蹴って登るだけ。

 

晦日と大晦日を除いては年内最後の完全休日だった。奇跡的に書き進めなければならないが奇跡は簡単には起きない。落ち着いて、また再開する。

 

・家を出て、日が暮れる空を見る。輪郭がない世界に線を感じながら。風景をなぞる。

 

・今夜は鰤と白菜のみぞれ鍋を計画している。スーパーを周り鰤と白菜と大根を買う。おひたし用の法蓮草とおつまみの鮪とアボカドを買う。おつまみをおつまんでいる余裕は無い。しかし気持ちを緩めることも必要。スーパーの看板を見た瞬間に、台所に集められた発泡トレイをスーパーに持っていくことを忘れたことに気が付く。反省。12月は「忘年」とは異なる意味で、大抵一日に二つくらいのことを忘れている。忘れて反省する。そして反省ごと忘れる。忘れるといえば水筒。お茶を煮出したことを忘れ、お茶を入れた水筒を家に置き忘れ、持っていった水筒を職場に忘れる。実はお茶も水筒も好んでいないのだろうかと考えるほどに忘れる。何か別のことを考えているのかもしれない。

 

・一ヶ月くらい前にAmazonで注文したFUJIのブローニーフィルムが届いた。もう製造中止が決まっているから定価で買えるのはきっとこれが最後。途切れたらコダックを使うのだろうか。モノクロームで撮影するのも良いかもしれない。学生の頃には自宅でタンクで現像していた。暖かくなったら試してみようかと考える。

 

熱いお茶を飲む。作業のために中断。