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  映像研究

2021年の夏の終わり、西日のドトールコーヒー

・202108231635。大型書店内のドトールコーヒーで。8月の第4月曜日をこのドトールで過ごして5年になる。元々は中央図書館で作業していてこの日が月に一度の休みだから仕方なく、とのことだったけれども、去年からは基本的に自宅で作業しているからドトールコーヒーに来なければいけない理由はない。しかしいる。「風物詩」と言えば大袈裟か。あるいは「定点観測」と言ってみてしかし何を観測しているのかわからない。自分だろうか。

 

・奥まった一人用のテーブルが空席だったから座ってPCを開くも、この席は西日が直射なのだった。冷房で寒いよりはかなり良い。しかし光は強く目に痛い。ちょうど目の前の一本の木が光を遮る。ガラス一枚を隔てた植物には光が注ぐ。その葉を見ている。

 

・予言としての作業カレンダーによれば今日8/23(月)は○印が付いており作業日。しかしメモには「まだぐったり」とも書いてある。明日8/24(火)には矢印とともに「ラストスパート」と書いてある。現状「スパート」の段階では全然ないのでかなりの遅れがあることが判る。予言はあくまでも予言。

 

・朝から駅ビルの眼科へ。数日前からの目の不調を説明して診療。「結膜炎の疑い」「ウィルス性ではない」との診断で点眼薬を出していただく。コーヒーショップで読書しつつ同じビルのマッサージ店を予約する。鍼灸院やカイロプラクティック院にお世話になることはあったが、純粋に疲労回復を目的とした指圧は初めてだった。これまでマッサージをお願いすることに対して何か微妙な抵抗感があったがそれ以上に睡眠とストレッチだけでは解消できない硬さが上半身を覆う限界を感じた。その身体を別の状態に移行するきっかけが必要だという口実。肩甲骨が中心のコースも良かった。帰宅して昼食。

 

・そして今。ここは夏の終わりのドトールコーヒー。西日が直射であることに店員さんが気づいたのかブラインドがおろされる。その隙間からはまだ光が。しかしもうすぐ陽は沈む。

 

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