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  映像研究

日記(狭間の澱み)

・202209071927。帰宅して書いておく。今日は午前から15:00まで家で作業。52,000字の文章を50,000字以下にして、75,000字の文章を70,000字以下にした。削る作業の一日。内容ではなく言い回しを細かく切り詰めることで文字を稼ぐゲームのような作業。「における」、「という」、「での」、「とは」などの平仮名の文字を疑いながら睨んでいたらあっというまに時間が消えた。これで今週の平日の作業可能な時間は終わる。

 

・同時に色々な荷物を受け取る。旅行の写真もプリントされて届いた。

 

・朝作業しながら音楽をと思い、坂本龍一『hibari』を流す。『out of nouise』の特に一曲目の『hibari』は2011年の秋によく聴いていたのではなかったか。特徴的なメロディが重ねられ繰り返される。まだ夏のような気温ではあるけれども、秋を先取りするように、部屋の換気をするように、その曲を流してみた。乾燥した秋の空を見上げた感じを思い出そうとする。だがやはりまだ空気に馴染まない。

 

Youtubeに『out of nouise』とは別の演奏がありそれも聴く。

 

・秋とは言い難いが確かに夏ではない。水分の調節が難しい。飲みそして出す管のようだった身体の中に少しずつ澱みが生じているようにも感じる。もう塩辛いものを求めていない。

 

・午後には珈琲豆を買うためにドライブ。いつもの稲田堤の店ではなく多摩センター方面の店へ。その後大型書店のドトールコーヒーへ。作業の続き。明日からの業務の準備。課題図書を読む、などを細切れに切り替えながら2時間程度。貴重な時間が終わる。帰宅すれば雨の音と虫の声が交互に聞こえる夜。

 

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