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  映像研究

体について

 
・たとえば体が大切だということを、もしかしたらそのことだけを考えてきたのかもしれなかった。精神ではなく肉体。形がある触れることができる物でもある肉体についてその存在を記述しようとしたならば身体論と呼ばれたりもするかもしれない。その体あるいは身体がいかに複雑でいかに面白くいかに壊しがたいかということを言葉にしてもてもいい。そして身体がありその外には道具がある。身体が扱う道具の不思議さについても考えている。では身体ではなく道具でもない確かに身体を動かす何事かをなんと呼べば良いのだろうか。それを情報と呼んでみる。それをデータと呼んでみる。それを映像と呼んでみる。中断。