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  映像研究

メモ(定期的な言葉)

 
・文章を書くことを日々筋トレのように行いたいと思う今日この頃。自分にとって関心のあるそれぞれ別々だと思っていた事柄が接続されてあるかたちを結びつつあるように思う今日この頃。新学期&新年度で新しい環境を立ち上げつつそれも一段落してここからは自分にとって関心のある事柄を深めなければいけない。すぐ夏になる。


・それは例えば、今までなぜ読まなかったのだろうと思う(分厚いから)中平卓馬の『見続ける涯に火が・・・』という本を少しずつ、毎日、読んでいるようなこと。その文章を読むことが、歴史の勉強でもあり、方法の研究でもあり、戦術の探索でもあり、自分の何かを律するような、そういう読書がある。そしてその本の題名になったエッセイのタイトルがアントニオーニの『砂丘』にちなんでいることを知って、何事かを考えたりもする。「最終的に『映像』は『芸術』を突き通して、別のどこかへ向かって進んでいく」というのが最近の自分の感じとしてあって、それは必ずしも「芸術」を軽く考えていることとも違う。しかし否が応でも「映像」は別の力(能)を持っているだろうということ。つづく。