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  映像研究

メッセージ

 
・フェスティヴァルの準備も佳境に差しかかる今日この頃。準備が佳境に差しかかるということはもうすぐに「まさにその日」がやって来るということでもある。そのことを考えて少し震える。ちなみに最近周りに少し震えるという人を多く知っているけどもそれは基本的には寒いからなのだと思う。寒波もやって来ている。そして佳境に差しかかる準備として例えば「しおり」を作っている。「旅のしおり」ではなく「フェスのしおり」。しおりを作るのは楽しい。楽しいので勢い余って書店で「野ばら社」のカット集を買ってしまった(しかも4冊)。きっと昭和の小学校の先生方はそのようなカット集と藁半紙を駆使して「学級通信」のようなプリントを作っていたはずだ。2011年にはそれをZINEと呼ぶのかもしれない(嘘)。あるいはまたフェスティヴァルの準備に伴って各種コミュニケーション・メディアを使って、色々な人に連絡をしているけれども、その返信として色々な人から労いのメッセージを貰うこともとても有り難い。メッセージを貰うのは大抵が「(残念ながら)今回は行けないです」というような内容だったりするのだけれども、そのちょっとしたメッセージの感じが凄く良かったりする。もちろん基本的には直接その場に遊びに来た方が良いのだけれども(当たり前なのだけれども)しかしそのようなちょっと良い感じのメッセージを貰った人たちに、後からそのフェスティヴァルがどんな風な集まりになったのかを伝えることもまた楽しみだ。そしてそのように伝えることもまた、このような集まりの、集まりの発想の一部分なのだと思う。