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  映像研究

週末の日記

 
・夏。夏がはじまるつまり梅雨明けのタイミングが毎年気になって仕方がないけれども、時々数年に一度ずるずると梅雨なのか夏なのかわからないような7月が過ぎ去った辺りで「何かわちょっと微妙に前線がもやもやーっと消えた感じだったのでわざわ言いませんでしたけど実はやんわりと明けてました」みたいな年があったりもするので(そういう年は8月の天気が不順だったりする)今年はどうなのだろうと思っている。想像している。そして庭部分のストレリチアはどんどん成長する。夕立のような雨に打たれつつ、真夏のような太陽の光に焦がされつつ、伸びる。



・気がついたら7月がはじまっていたように週末は気がついたら終わっていた。夏の業務の準備に勤しむ。あるいは秋の文化祭的フェスティヴァルの構想に想いを巡らせる。博報堂の雑誌『広告』のシェア特集に思うところがあったのだけれども(良い意味で)まとまりきらないので、それはまた別の機会に記す。同様に何故かドゥルーズという人の「差異と反復」という言葉が気になってしまって、よくわからないなりに勝手に想像した差異とか反復とかについても考えていたのだけれども(当然)まとまりきらないので、それもまた別の機会に記す。今年はいつもよりも難しそうな本を読みたい夏だけれども、それはクーラーの効いた図書館とセットなので今年は少し違う気分だ。熱い畳の上で何かを読む。



・3日の日曜日の夜には某カレー店にて友達のロック・フェスティヴァルがあって、久しぶりに会う友達や全然久しぶりではなくて少なくともこの数ヶ月は確実に月に一度隊列の中で遭遇する系の友人たちが集まっていて楽しい夜。その中で自分も一曲デュエットで歌ったりもしたのだけれど、完全に放送事故みたいなことになってしまって反省。おかしいなぁちゃんと練習したんだけどなぁと思いつつ色々な話をしつつお酒をそれなりに飲みつつ忘れ物もしつつ帰宅。扇風機だけでなくサーキュレーターも稼働する朝。