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  映像研究

筋肉痛が治ったならば、編集、おつかい、映画

 
・先週の山行以来の足の筋肉痛がようやく完治に向かっている。そりゃあそうだろう、そろそろ治ってもらわないと…というのが正直な気持ちではあるのだけれども、そのような気持ちとは別に、普通に痛みがなく歩けることの便利さを噛みしめて(踏みしめて)いたりもする。それは「歩ければ基本的にはどこへでも行ける」ということの素晴らしさでもある。


・そんな月曜日の朝は業務関係の映像編集。レンダリング中に朝食。書き出し中に掃除&洗濯。すべてはコンピュータの都合とともに行動する。関係ないですが宮沢章夫という人の名著(?)『レンダリングタワー』が『アップルの人』というタイトルで文庫化されたのですが、先日某大型古書チェーン店にて安かったもので購入して一昨日と昨日とで再読する。あらためて本当に馬鹿馬鹿しい本だという感想を持ったけれども、その馬鹿馬鹿しさのリズム感は最早職人芸だと思う。


・夕方から外出して八王子図書館に図書を返却。そして立川の大型家電量販店にてプリンタのインク等の買い出し。せっかくなのでついでにデジタルカメラコーナーを無駄に物色。そしてせっかくなのでついでに(どちらがついでなのか微妙ですが)シネマシティにて映画『プール』を観賞。3部作?的にカテゴライズされるであろう、しかし自分が『かもめ食堂』『めがね』そして『プール』と続けて劇場にて観賞したのは、単純に小林聡美の一挙一動即を大きなスクリーンで眺めたいからなのだったが、そのようなあらゆる個人的なプラス査定的諸条件を考慮しても(どのフレームを抜き出しても『ku:nel』にレイアウトされ得るとか/加瀬亮のファッションを参考にしたいなとか/ちょっとタイ旅行に興味があるとか)全然面白いとは思いづらい乱暴な映画だった、というのが個人的な感想。


・そのようにして微妙な違和感を抱えつつ、既に色々忘れつつ帰宅。『プール』かぁ…『プール』といえばもちろんそれはプールの映画なのですけれども。しかしそれだったら『焚き火』でも良いんじゃないだろうか。焚き火の映画が観たい…かといえば別にそうでもなく、どちらかというと焚き火をしたい今日この頃。今年こそは焚き火だと思う深夜。